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近江日野の信楽院に多くの作品を残した高田敬輔
2024/11/13
高田敬輔「信楽院天井画」(部分) 高田敬輔(1674-1755)は、近江日野(現在の滋賀県蒲生郡日野大窪町杉野神)に生まれた。祖先は藤原氏の出自で、永禄年間に高田姓となり、織田信長に従って尾張にいたが ...
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父雪館に学び江戸で活躍した女性画家・桜井雪保
2021/7/6
桜井雪保「人物図」(二幅対)水戸市立博物館蔵 桜井雪保(1754-1824)は、雪舟十二世と自称した桜井雪館の娘で、幼いころから父に画を学び、父とともに江戸を拠点に活躍した。雪舟十三世と称したという説 ...
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自らを雪舟十二世と称した桜井雪館
2021/7/6
桜井雪館「神農伏義図」(二幅対)水戸市立博物館蔵 磯浜(現在の大洗町)に生まれた桜井雪館(1715-1790)は、雪舟に私淑し、江戸に出て画塾を開き、門弟は2百余人を数えたという。雪館の父・桜井担も画 ...
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狩野探幽門下四天王のひとり、会津藩御用絵師・加藤遠澤
2021/7/6
加藤遠澤「富岳図」 会津藩絵師の加藤遠澤(1643-1730)は、幼いころから雪舟の画風を志し、保科正之が会津藩主になった際には茶坊主となり、藩絵師の棚木良悦に絵の手ほどきを受けた。19歳で狩野探幽に ...
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目賀多家で最も傑出した名人と伝えられる目賀多雲川信済
2021/7/6
目賀多雲川信済「山水図屏風」(上:右隻、下左隻)米沢市上杉博物館蔵 文政・天保の頃、米沢藩御用絵師の家系・目賀多家の分家である南目賀多家から出た目賀多雲川信済は、南・北目賀多家を通じてもっとも傑出した ...
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雪舟系水墨画を継承した江戸時代最初の薩摩絵師・日野等林
2021/7/6
日野等林「孔子聖蹟図屏風」(部分)目黒雅叙園美術館蔵 江戸時代に薩摩で活躍した最初の絵師としては、加治木の日野等林がいる。等林は弓削等薩に学び「等」がつく号を有していることから、雪舟系水墨画を継承した ...
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室町末期から桃山初期にかけて活躍した画僧・弓削等薩
2021/7/6
弓削等薩「四季耕作図屏風」(右隻)鹿児島県歴史資料センター黎明館 薩摩の雪舟系水墨画の流れを汲み、室町末期から桃山初期にかけて活躍した画僧に、大隅出身の等薩がいる。俗姓を弓削といい、弓削等薩と称した。 ...
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秋月等観の弟子と伝わる日向人の画僧・等坡
2021/7/6
等坡「釈迦三尊像」鹿児島市立美術館蔵 秋月等観の弟子と伝わっている画人で、等碩の次に現存作品を見ることのできる人物に等坡がいる。等坡は室町時代後期に活躍した画僧で、桃山時代に雪舟流の系譜をまとめた「画 ...
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秋月等観から雪舟系水墨画を継承した等碩
2021/7/6
等碩「寿老人図」鹿児島市立美術館蔵 秋月等観は、薩摩で多くの弟子を育てたと思われるが、その中でまず取り上げるべき画人は等碩である。等碩は秋月門人に名を連ねているが、いつくかの文献には秋月の子であると記 ...
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薩摩出身で京都で活躍した画僧・楊月和玉
2021/7/6
楊月和玉「四季山水図屏風」(左隻)(重文)提供:東京国立博物館 http://webarchives.tnm.jp/ 秋月等観と同時代に活躍した薩摩出身の画僧として楊月和玉がいる。楊月の詳しい画歴は伝 ...
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雪舟に学び薩摩画壇の基礎をつくった秋月等観
2021/7/6
秋月等観「西湖図」(重文)石川県立美術館蔵 秋月等観は、室町時代後期の禅宗画僧で、現在の鹿児島県薩摩川内市に生まれた。もと島津氏の家臣で、俗称は高城重兼といった。高城氏は鎌倉時代に北薩地方を治めていた ...
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豊後府内に住み、沈堕の滝を描いた雪舟
2021/7/6
狩野常信「鎮田滝図」(模本)京都国立博物館 雪舟等楊(1420-1506)の前半生については不明な点が多く、若いころに京都に出て相国寺の春林周藤に禅を学び、僧としての修業のかたわら、如拙や周文の画を学 ...
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肥後熊本藩最後の御用絵師・杉谷雪樵
2021/7/6
杉谷雪樵「菊池川水源図」 幕末から明治における熊本画壇は、南画と復古大和絵系が二つの大きな流れを作っていたが、熊本藩の御用絵師をつとめていた矢野派の画家たちも画壇の一翼をになっていた。その矢野派本流の ...
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矢野派の全盛・五代矢野良勝と衛藤良行
2021/7/6
矢野良勝「波濤図屏風」(部分) 四代雪叟によって再興された矢野派は、次の五代良勝と雪叟の門人である衛藤良行らの世代に全盛を迎えた。良勝や良行らは、雪叟によって回帰された雪舟風の筆法を修得し、それを基礎 ...
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熊本近世絵画のはじまり-矢野派の祖・田代等甫
2021/7/24
伝田代等甫「細川幽斎像」 熊本城の正確な築城年代は明らかになっていないが、慶長15年(1610)頃には大広間や花畑屋敷は完成していたと考えられている。当時は、各地の城で大規模な障壁画が描かれるようにな ...
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唐絵目利石崎家初代・石崎元徳らを輩出した小原慶山の画系
2021/7/6
小原慶山「雪中梅図」 初期の長崎画壇に大きな影響をあたえた小原慶山(不明-1733)は、丹波に生まれ、京都を経て江戸に出て狩野洞雲に学んだ。その後、長崎に移り住み河村若芝に師事した。作品には雪舟派や狩 ...