UAG美術家研究所

江戸時代を中心に全国各地で活動していた画家を調査して都道府県別に紹介しています。ただいま北関東地方を探索中。

「南画・文人画家」 一覧

仙台四大画家のひとり・南画の菅井梅関

仙台城下に生まれた菅井梅関は、早くから画才を発揮し、長じて仙台来訪中の画家・根本常南に師事して本格的に画の修業を始めた。その後は、家業を弟にまかせて、瑞鳳寺の僧・南山古梁をめぐる文化サークルのなかで成 ...

北方防衛を生涯の仕事とした儒者・大原呑響

大原呑響(1761頃-1810)は、北方問題に生涯を捧げた儒者であり、画人としても優れた作品を残し、蠣崎波響や大原呑舟らを育てている。画において特定の師はいなかったようで、「書は張瑞図が法を慕い」と伝 ...

花巻三画人のひとり・八重樫豊澤

小野寺周徳(1759-1814)、橋本雪蕉(1802-1877)とともに「花巻の三画人」に数えられる八重樫豊澤(1763-1842)は、花巻の寺小屋師匠の家に生まれた。父の善兵衛は花巻に寺小屋を開いた ...

花巻の画業隆盛の礎を築いた小野寺周徳

盛岡についで繁栄した花巻では、画業も盛んであり、その礎を築いたのは小野寺周徳(1759-1814)とされる。花巻の医師の家に生まれた周徳は、江戸に出て医学の修業中に谷文晁に学んだと伝わっており、寛政6 ...

盛岡藩の文人画の先駆け・田鎖鶴立斎と本堂蘭室

盛岡藩では、江戸中期以降、狩野派に属さない絵師たちが、江戸や京都で芽生えた新しい画風を学び、帰郷後は藩内でも制作するようになった。代々藩の御用絵師をつとめていた狩野派の絵師たちが、保守的な粉本主義に陥 ...

南部八戸で晩年を過ごした盛岡藩を代表する南画家・橋本雪蕉

岩手県花巻の呉服商の家に生まれた橋本雪蕉(1802-1877)は、少年時代に花巻の寺小屋師匠で絵師だった八重樫豊澤に画法を学んだ。師の豊澤は、文人墨客との交わりが広く、谷文晁をはじめ多くの画人たちと交 ...

津軽初の本格的な女性絵師・工藤晴好

津軽初の本格的な女性絵師とされる工藤晴好(1867-1924)は、はじめ弘前で三上仙年に学び、その後上京して奥原晴湖の塾に入り、晴湖の養女・晴翠に学んだ。奥原晴湖は、明治初期を代表する女傑といわれた画 ...

悠々自適に書画に親しんだ弘前藩士・棟方月海

明治維新の動乱期に軍政で活躍し、大隊長をつとめた弘前藩士の棟方月海は、廃藩置県後の動向については不明な点が多いが、酒を楽しむ悠々自適の生活を送り、書画に親しんだとされる。画の師は定かではないが、三上仙 ...

平尾魯仙門下で三上仙年と双璧とされた工藤仙乙

平尾魯仙の門人で、三上仙年と並び称されたのが工藤仙乙(1839-1895)である。仙乙は、幼いころから画を好み、長年魯仙の元で画を学び、その技量は三上仙年を凌ぐともいわれた。はじめは山水画を好み、諸国 ...

平尾魯仙の高弟・三上仙年

平尾魯仙の門人たちによって、明治期の津軽の日本画は大きな進展を遂げるが、なかでも高弟といわれた三上仙年と工藤仙乙は、明治30年代に弘前絵画会という日本画団体を設立し、弘前における日本画の普及と発展につ ...

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