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竹谷富士雄ら昭和期の在野団体で活躍した新潟の洋画家
2022/6/29
竹谷富士雄「モンマルトルの暮色」新潟市美術館蔵 昭和に入ってからの日本の洋画界は、ヨーロッパの美術動向を敏感に反映し、昭和6年に独立美術協会が、昭和11年には新制作派協会(現在の新制作協会)が結成され ...
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美術学校卒業直後に従軍し26歳で戦死した金子孝信
2022/6/20
金子孝信「銀座街頭」 金子孝信(1915-1942)は、新潟市の宮司の家に生まれた。生家は代々蒲原神社の宮司をつとめる家柄で、父親は神職のかたわら国学を修め、書、和歌などもたしなむ教養人だった。金子は ...
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飄逸洒脱な画風で人気を博した粛粲寶
2022/6/17
粛粲寶「遊行三隠」 新潟市に生まれた粛粲寶(1902-1994)は、洋画家を志して上京し、白馬会洋画研究所で黒田清輝について学び、水島太一の名前で帝展などに出品したが、のちに小林古径に師事して日本画に ...
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新潟で美術教師を長年つとめ青空先生と呼ばれた三浦文治
2022/6/15
三浦文治「浜辺群像」(部分) 新潟県北蒲原郡水原町(現在の阿賀野市)に生まれた三浦文治(1906-1994)は、大正15年に上京して東京美術学校日本画科に入学した。同期には、東山魁夷、橋本明治、加藤栄 ...
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小島丹漾ら昭和期の院展で活躍した新潟の日本画家
2022/6/10
小島丹漾「またぎの祭」新潟市美術館蔵 院展(日本美術院主催)で活躍した新潟出身の日本画家としては、大正期までは小林古径ひとりの存在が際立っていたが、昭和に入ってからは、小島丹漾、中島萬木をはじめ、多く ...
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昭和期の官展で活躍した新潟の日本画家
2022/6/8
岩淵芳華「少女競射」 昭和期の官展(帝展、新文展、日展)で活躍した新潟出身の日本画家としては、佐々木林風、岩田正巳、三輪晁勢をはじめ、南画家の白倉嘉入、横尾深林人のほか、岩淵芳華、村山徑らがいる。 岩 ...
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大和絵新興運動を興し大和絵に近代的な感覚を取り入れた岩田正巳
2022/6/1
岩田正巳「写真」 岩田正巳(1893-1983)は、新潟県南蒲原郡裏館村(現在の三条市)に眼科医の長男として生まれた。教養人だった父は、医業のかたわら漢詩をたしなみ、愛山と号して水墨画を描いていた。正 ...
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森鴎外の短編小説「天寵」のモデルとなった宮芳平
2022/5/25
宮芳平「聖夜」練馬区立美術館蔵 宮芳平(1893-1971)は、新潟県北魚沼郡堀之内村(現在の魚沼市)に生まれた。生家は、呉服商を営んでおり、旦那衆と呼ばれる家柄だったが、生活は質素だったという。小学 ...
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安宅安五郎ら初期文展・帝展に出品した新潟の洋画家
2022/5/18
安宅安五郎「春」新潟市美術館蔵 初期文展で活躍した新潟出身の洋画家としては、小山正太郎の同人舎に学んだ高村真夫をはじめ、牧野虎雄、安宅安五郎、相馬其一、富田温一郎、佐藤哲三郎らがいる。 安宅安五郎(1 ...
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日本的洋画を目指して福田平八郎ら日本画家と六潮会を結成した牧野虎雄
2022/5/16
牧野虎雄「磯」宮城県美術館蔵 新潟県中頚城郡高城村(現在の上越市)に生まれた牧野虎雄(1890-1946)は、5歳の時に新潟を離れ、一家で東京に移住した。日本中学(現在の日本学園高等学校)在学中に画家 ...
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高村真夫ら不同舎に学んだ新潟の洋画家
2022/5/13
高村真夫「停車場の夜」国立東京博物館蔵 明治20年、国立の美術教育機関として東京美術学校が創設されたが、フェノロサや岡倉天心らの洋画排斥運動の影響か、当初は同校に西洋画科は設置されておらず、明治美術に ...
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日本画の理想を求めて国画創作協会を結成した土田麦僊
2023/9/28
土田麦僊「湯女」東京国立近代美術館蔵 新潟県佐渡の農家に生まれた土田麦僊(1887-1936)は、16歳で京都に上り、はじめ鈴木松年・松僊に学び、ついで竹内栖鳳に師事した。栖鳳のもとでは、四条派の伝統 ...
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日本画における新古典主義的画風を確立した小林古径
2023/9/28
小林古径「機織」東京国立近代美術館蔵 小林古径(1883-1957)は、新潟県中頚城郡高田土橋町(現在の上越市)に生まれた。11歳頃に山田於菟三郎に画の手ほどきを受け、ついで青木香葩に学び、明治32年 ...
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初期の東京美術学校で学んだ新潟出身の日本画家、佐々木林風・西方春叢・桐谷洗鱗
2022/4/27
左:佐々木林風「狩猟」東京芸術大学芸術資料館蔵右:西方春叢「唐美人」東京芸術大学芸術資料館蔵 明治20年に創設された東京美術学校の日本画科で学んだ新潟出身の画家としては、佐々木林風、西方春叢、桐谷洗鱗 ...
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新潟への最初の外国船渡来を描いた井上文昌
2022/4/11
井上文昌「新潟湊之真景」 井上文昌(1818-1863)は、新潟町(現在の新潟市)で代々町役人をつとめていた井上家に生まれ、江戸の谷文晁に入門し、文晁の高弟・遠坂文雍(1783-1852)に画を学んだ ...
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幕末の新潟町で中心的な画人として活躍した行田魁庵
2022/4/8
行田魁庵「新潟入船之図」 新潟神明宮の神官の子として生まれた行田魁庵(1812-1874)は、幼いころから絵を好み、新潟の町絵師・志賀北洋に手ほどきを受けたのち、一ノ木戸村の神明宮神官で従兄にあたる行 ...