風俗図・日常風景

幕末幻の油絵師・島霞谷

2020/8/28  

島霞谷「子供灰神楽」 「近代洋画の父」と称される高橋由一(1828-1894)は、下野国佐野藩の江戸藩邸に生まれた栃木県ゆかりの画家だが、高橋家は定府だったため江戸住まいで、参勤交代で国元に帰ることも ...

喜連川藩御用絵師・牧野牧陵

2020/8/21  

牧野牧陵「田植・収穫図」 牧野牧陵(1805-1884)は、烏山仲町(現在の那須烏山市)のキザミ煙草屋「馬門屋」の二男として生まれ、26歳の時に絵師を志して喜連川藩御用絵師の津村雨林に師事、喜連川(現 ...

日光山の絵事に携わったやまと絵住吉派二代・住吉具慶

2020/7/23  

住吉具慶「洛中洛外図巻」(部分)東京国立博物館蔵提供:東京国立博物館研究情報アーカイブズ 日光東照宮の絵画御用には、狩野探幽、神田宗庭、木村了琢のほか、やまと絵住吉派の住吉具慶(1631-1705)も ...

新しい日本画を追求して近代日本画壇を牽引した横山大観

2020/1/21  

横山大観「秩父霊峰春暁」宮内庁三の丸尚蔵館蔵 横山大観(1868-1958)は、明治元年水戸藩士の子として現在の茨城県水戸市に生まれた。10歳の時に一家で上京し、湯島小学校に転入、つづいて東京府小学校 ...

伝統と奇想が相克する多彩な画業を展開した反骨の画鬼・河鍋暁斎

2019/12/2  

河鍋暁斎「鍾馗ニ鬼図」板橋区立美術館蔵 河鍋暁斎(1831-1889)は、天保2年に下総国古河(現在の茨城県古河市)の城下に生まれ、数え2歳の時に家族とともに江戸に出た。7歳で浮世絵師・歌川国芳のもと ...

土浦藩士から浮世絵師に転身した磯田湖龍斎

2019/11/19  

磯田湖龍斎「俳諧女夫まねへもん 二十四」 江戸時代中期の浮世絵師・磯田湖龍斎(1735-不明)は、土浦藩土屋家の藩士だったが、浪人となり、その後浮世絵師に転身したとされる。雅号の「湖」は霞ヶ浦にちなん ...

昭和期の水彩運動の担い手として活躍した春日部たすくと渡部菊二

2019/10/31  

渡部菊二「勤労の娘たち」福島県立美術館蔵 会津若松市に生まれた春日部たすく(1903-1985)は、会津中学に入学して図画教師・半沢松吉に水彩画を学んだ。当時の会津中学は「後素会」という美術クラブがあ ...

明治・大正生まれの福島県の日本画家

2019/10/28  

猪巻清明「兜虫」 明治・大正期に活躍した福島県の日本画家としては、官展系では、勝田蕉琴、荻生天泉、湯田玉水、坂内青嵐、太田秋民らがいる。彼らは、福島県出身の在京日本画家の結束と研鑽を主眼として大正8年 ...

日本の豊かな自然とそこに生きる人々の姿を生涯描き続けた酒井三良

2019/10/24  

酒井三良「災神を焼く残雪の夜」 福島県大沼郡宮下村(現在の三島町)に生まれた酒井三良(1897-1969)は、明治44年、地元の小学校を卒業後、上京して叔父のもとに身を寄せ、東京の中学校に入学した。し ...

太夫と才蔵が面白おかしく掛け合いをする「会津万歳」をこよなく愛し、万歳の画家とも呼ばれた坂内文石

2019/10/11  

坂内文石「会津万歳図」 猪苗代湖畔の湊村に生まれた坂内文石(1865-1930)は、14歳の時に本郷の陶画師・水野雪渚に絵の手ほどきを受け、師の勧めで本郷焼の陶画の仕事に就いた。さらに四条派の遠藤霞村 ...




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