UAG美術家研究所

江戸時代を中心に全国各地で活動していた画家を調査して都道府県別に紹介しています。ただいま北関東地方を探索中。

「動物画」 一覧

文展で「山羊の画家」として注目され、のちに風景画のスタイルを確立させた辻永

中村彝とほぼ同世代で、文展、帝展で活躍した茨城ゆかりの画家に辻永(1884-1974)がいる。辻は広島の生まれで、父の転勤の関係で生後7ケ月で水戸に移った。中村彝より3歳年長で、同じ旧制水戸中学校に通 ...

幕末・明治初期における南画隆盛の一翼をになった女性南画家・奥原晴湖

奥原晴湖(1837-1913)は、古河藩重臣・池田政明の四女として下総国古河城下片町(現在の茨城県古河市)に生まれ、家老の鷹見泉石に学問を学び、藩士の枚田水石に画を学んだ。さらに古名画の模写によって画 ...

林十江や立原杏所とともに「水戸の三画人」といわれた水戸藩士・萩谷セン喬

※萩谷セン喬の「セン」は「僊」の「ニンベン」をとった字 萩谷セン喬(1779-1857)は、林十江の2年あとに水戸藩士の家に生まれ、奥右筆や書院番などをつとめ、屋敷は水戸城下の下梅香にあった。諸家に学 ...

周囲に理解されないまま37歳で世を去った奇才・林十江

2019/11/26   -画人伝・茨城, 動物画

林十江(1777-1813)は、水戸城東の下市に酒造業を営む町人の子として生まれ、隣家で醤油醸造を営む伯父の家に養子に出た。絵を誰に学んだかは、はっきりしないが、すでに子どもの頃から画才を発揮し、12 ...

雪村に院体画法を伝えた常陸太田の耕山寺の僧・性安

性安(不明-不明)は、雪村と関係の深い常陸国太田村(現在の常陸太田市)の耕山寺の僧で、江戸期の画譜類には祥啓に学ぶとあるだけで、詳しい経歴は分かっていない。 性安の作品は図1の「蟹図」が知られるのみだ ...

明治生まれの福島県の洋画家

福島県内における初めての洋風画家としては、須賀川出身の亜欧堂田善がいる。白河藩主・松平定信に認められ、谷文晁に師事し、実用的銅版画を完成させた。明治期に入ると、高橋由一が三島通庸の依頼で、福島県新道景 ...

奇行で知られた会津の狩野派・萩原盤山

萩原盤山(1772-1846)は、会津若松城下甲賀町に住み、風変わりな行動の絵師として知られていた。路上で犬や鶏に出会うとじっと観察してその場を離れず、近所に火事があれば自らの危険も顧みず我を忘れて火 ...

上山藩の御用絵師・丸野清耕

丸野清耕は、村山郡楯岡町(現在の村山市)の最上山浄覚寺の三男として生まれ、幼いころから画を好み、のちに江戸に出て中橋狩野家の十四代狩野邦信の門に入り、狩野派の画法を学んだ。帰郷後は、狩野清耕と号して活 ...

写実と装飾性が一体となった新境地を確立した平福百穂

平福穂庵の子として角館に生まれた平福百穂(1877-1933)は、父に絵の手ほどきを受けていたが、13歳の時に父が死去、その4年後に上京して川端玉章に師事した。「百穂」という号は、父の死の翌年、その追 ...

秋田の円山四条派・平福穂庵門の三羽ガラス

秋田の円山四条派としては、長山孔寅、川口月嶺、柴田南谷、平福穂庵を中心に、多くの画家たちが出ており、寺崎広業、平福百穂も画系からみれば、この流派に属する。 角館の呉服屋に生まれた辻九皐は、小学校を卒業 ...

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