動物画

北陸に江戸琳派の画風を伝えた山本光一

2023/1/20  

山本光一「狐狸図」板橋区立美術館蔵 山本光一(1843?-1905?)は、江戸琳派を創始した酒井抱一の門人・山本素堂の長男として江戸に生まれ、抱一の名跡を守る「雨華庵」の三世・酒井鶯一の門に入り、父の ...

鈴木派四天王随一と称された梶野玄山

2023/1/11  

梶野玄山「番孔雀図」 梶野玄山(1868-1939)は、加賀国石川郡松任町(現在の白山市)に生まれ、3歳の時に父を、5歳の時に母を亡くし、幼年期から祖父母に引き取られて養育された。祖父の喜右衛門は金沢 ...

京都の狩野派に学び加賀藩に仕えた佐々木泉景

2022/12/7  

佐々木泉景「鹿群図」加賀市実性院蔵 地元金沢の狩野派として、梅田家とともに加賀藩の御用を受けたのが、江戸時代後期から末期にかけて活躍した佐々木泉景(1773-1848)とその一門である。大聖寺(現在の ...

院展の北陸巡回を発案するなど富山の近代日本画界に大きな足跡を残した郷倉千靱

2022/10/7  

郷倉千靱「山の秋」 郷倉千靱(1892-1975)は、富山県射水郡小杉町(現在の小杉町三ケ白銀町)の呉服商の二男として生まれた。富山県立工芸学校漆工科で中島秋圃の指導を受け、同校卒業後は東京美術学校日 ...

京都画壇で明治まで続く岸派の基礎を築いた岸駒

2022/7/26  

岸駒「虎図」 岸派の祖・岸駒の生い立ちに関しては不明な点が多く、生地については富山説と金沢説がある。家伝では岸駒の父親は、加賀前田家の支藩である越中富山藩を退官して金沢に移ったとされ、岸駒は金沢におい ...

清貧に徹し飄々とした画家人生を送った長井雲坪

2021/10/11  

長井雲坪「秋山群猿」 長井雲坪(1833-1899)は、越後国蒲原郡沼垂町(現在の新潟市)の代々医師の家に生まれた。12、3歳頃から地元の塾で読み書きを学び、その後、近くに住む医師・大倉良庵のところに ...

長尾無墨ら高遠の南画家

2021/10/5  

長尾無墨「百雁図」 長尾無墨(1832-1894)は、高遠藩士の子として生まれ、学問を父と藩の儒者・中村元恒に学んだ。漢学の素養があり詩文にも長じ、特に絵画を得意とし、田能村竹田に私淑して多くの作品を ...

文展で「山羊の画家」として注目され、のちに風景画のスタイルを確立させた辻永

2021/7/6  

辻永「夾竹桃と山羊」茨城県近代美術館蔵 中村彝とほぼ同世代で、文展、帝展で活躍した茨城ゆかりの画家に辻永(1884-1974)がいる。辻は広島の生まれで、父の転勤の関係で生後7ケ月で水戸に移った。中村 ...

幕末・明治初期における南画隆盛の一翼をになった女性南画家・奥原晴湖

2021/7/6  

奥原晴湖「芦雁図」茨城県近代美術館蔵 奥原晴湖(1837-1913)は、古河藩重臣・池田政明の四女として下総国古河城下片町(現在の茨城県古河市)に生まれ、家老の鷹見泉石に学問を学び、藩士の枚田水石に画 ...

林十江や立原杏所とともに「水戸の三画人」といわれた水戸藩士・萩谷セン喬

2021/7/6  

萩谷セン喬 左:「孔雀図」、右「鯉図」ともに水戸市立博物館蔵元は表裏一体の衝立として描かれたもの ※萩谷セン喬の「セン」は「僊」の「ニンベン」をとった字 萩谷セン喬(1779-1857)は、林十江の2 ...




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