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江戸時代を中心に明治中頃くらいまでに活動していた各地の画家を調査し、都道府県別に紹介しています。ただいま近畿地方を探索中。
江戸時代を中心に全国各地で活動していた画家を調査して都道府県別に紹介しています。ただいま近畿地方を探索中。
2021/12/11
長谷川石峯「衣川戦陣図」(未完・絶筆) 長谷川石峯(1879-1904)は、下伊那郡喬木村阿島に生まれた。長谷川家は代々阿島に居住した同地方屈指の豪農で、明治維新後、父は戸長をつとめ、製糸業をはじめた ...
2021/12/11
新村龍翠「芦雁図」六曲一隻(部分) 新村龍翠(1866-1939)は、上伊那郡平出村(現在の辰野町)に生まれた。幼いころから絵筆を握り、26歳で上京し荒木寛畝に師事した。寛畝のもとでは、南北合派を学び ...
2021/12/11
池上秀畝「威震八荒・渓澗野雉」(双幅)横浜美術館蔵 池上秀畝(1874-1944)は、上伊那郡高遠町(現在の伊那市高遠)の紙商兼小間物屋の二男として生まれた。祖父休柳も父秀花も絵を描いており、祖父・父 ...
2021/12/11
白鳥白駒「秋景山水図」 信州の画家としては、菱田春草、西郷孤月、赤羽雪邦のほか、上伊那の白鳥白駒、桃沢如水も開校当初の東京美術学校で学んでいる。白駒と如水の二人は、橋本雅邦の門下生として、北宗画の筆遣 ...
2021/12/11
赤羽雪邦「阿呼詠詩」深志神社 赤羽雪邦「大西洋所見」 赤羽雪邦(1865-1928)は、東筑摩郡松本村並柳(現在の松本市並柳)の農家に生まれた。2、3歳の頃に父母を相次いで亡くし、母の実家で育てられた ...
2021/12/11
西郷孤月「飛瀑」長野県立美術館蔵 旧松本藩士の家に生まれた西郷孤月(1873-1912)は、幼いころに家族で東京に移住し、神田神保町で育った。小学生時代からドイツ語を学び、卒業後は東京英語学校で英語を ...
2024/12/14
菱田春草「放鶴」現存する数少ないアメリカ滞在中に描かれた作品。 下伊那郡飯田町(現在の飯田市)に生まれた菱田春草(1874-1911)は、飯田学校(現在の飯田市立追手町小学校)高等科を卒業後、15歳で ...
2024/12/11
富岡永洗「雪月花美人図」長野県立美術館蔵 富岡永洗(1864-1905)は、埴科郡松代町(現在の長野市松代)に、松代藩士・富岡判六の長男として生まれた。酒井雪谷に学び奇雪と号していた父に、幼いころから ...
2021/11/3
丸山晩霞「八ヶ岳」長野県立美術館蔵 丸山晩霞(1867-1942)は、小県郡禰津村(現在の東御市)に生まれた。はじめ渋温泉の児玉果亭に師事して南画を学び、17歳で洋画家を志して上京、神田錦町にあった勧 ...
2024/12/11
中村不折「卞和璞を抱いて泣く」 中村不折(1866-1943)は、江戸京橋に生まれ、5歳の時に維新の混乱を避けて両親の故郷である信州高遠に移り住んだ。信州での生活は貧しく、小学校を中退して商家に奉公に ...
2024/12/11
岡村政子「婦人像」石版画 川崎市市民ミュージアム蔵 岡村政子(1858-1936)は、岩村田藩の江戸藩邸に生まれ、幼いころに岩村田(現在の佐久市)に移り住んだ。16歳で上京するが、この時のちに夫となる ...
2021/10/27
堀江正章「室内草花図」 明治9年、政府は西洋美術の教育の場として工部美術学校を設立、イタリアからフォンタネージ、ラグーザ、カッペレッティといった、それぞれ絵画、彫刻、装飾・用器画の教授を招いた。同校が ...
2021/10/25
川上冬崖「草花図」長野県立美術館蔵 川上冬崖(1828-1881)は、松代藩領福島新田村(現在の長野市屋島)の農家に生まれた。11歳頃に自ら望んで母の生家である須坂の黒坂神社大宮司の家に移り住み、須坂 ...
2021/10/22
左から、安藤耕斎「東坡三養図」「山庭夏涼図」「蝦蟇・鉄拐仙人図」 伊那谷には、古くから白隠や谷文晁ら多くの文人墨客が訪れ、この地の若者たちに大きな影響を与えているが、明治8年に初めて飯田を訪れた富岡鉄 ...
2021/10/20
大平小洲「群芳争妍図」 大平小洲(1849-1930)は、下伊那郡野池村(現在の飯田市千代野池)に生まれた。生家は酒造業も営む豪農で、父の大平新右衛門は、若い頃に京都に出て四条派の岡本豊彦に画法を学び ...
2021/10/18
諏訪部直亭「十六羅漢」 渋温泉で作画と教育に専念していた児玉果亭のもとには、多くの弟子入り志願者が集まった。近郊の人たちは子どもに才能の兆しが見えればすぐに「果亭さん」に見てもらい、また、小坂芝田や青 ...