洋画家

富山県展創立に尽力した杉山司七、長島勝正

2022/11/11  

荒谷直之介「水郷(十二町潟)」 昭和21年、杉山司七、長島勝正、荒谷直之介、小坂勝人、村井辰夫、紺谷英儀らが中心となり、富山県美術文化協会が発足、同年第1回富山県展が開催された。 県展創立に大きな役割 ...

富山でいち早く前衛活動を展開した佐藤洋

2022/11/9  

佐藤洋「45-作品A」 佐藤洋(1908-1987)は、山形県鶴岡市に生まれ、富山薬学専門学校(現在の富山大学薬学部)に入学したが、肺結核のため2年間休学し、その間に絵を描きはじめた。休学中の昭和7年 ...

富山初の洋画団体「北国洋画協会」を結成した改井徳寛

2022/11/7  

改井徳寛「RANTOZATSU NO GAI」射水市立大門小学校蔵 富山県の洋画史において、大正6年に改井徳寛(1895-1951)、村井盈人(1899-1976)らによって結成された「北国洋画協会」 ...

砺波の美術教育の中心として活動した川辺外治

2022/11/4  

川辺外治「残春」 富山師範学校(現在の富山大学教育学部)で曽根末次郎に学んだ川辺外治(1901-1983)は、同校卒業後は福野小学校に勤務したのち東京に出向、太平洋美術学校夜間部専科に入学して油彩を学 ...

安岡信義、曽根末次郎ら富山の美術文化振興に主導的な働きを果たした美術教師たち

2022/11/2  

曽根末次郎「旧連隊跡」富山大学蔵 明治・大正から昭和前期にかけて、富山県内の旧制中学校などに在任した美術教師は、富山の美術文化振興に主導的な働きを果たした。特に、美術教師の育成を目的とした富山師範学校 ...

富山県人最初の洋画家・田部英嘉と富山の初期洋画家

2022/10/31  

田部英嘉「婦人像」 田部英嘉(不明-1888)は、富山県上新川郡奥田村(現在の富山市)に生まれた。少年のころから絵を好んでいたが、絵を学ぶために遊学することは許されないと思い、昭和18年頃書き置きをし ...

自然への共感を基底とする抽象画を描き続けた末松正樹

2022/7/4  

末松正樹「回想」新潟市美術館蔵 末松正樹(1908-1997)は、新潟県北蒲原郡新発田町(現在の新発田市)に生まれた。父親の転職に伴い各地を転々とし、新潟中学、宮崎中学などを経て山口高等学校文科に学ん ...

絵画、写真、批評など多彩な創作活動を行ない戦後日本の前衛運動に一時期を画した阿部展也

2022/7/1  

阿部展也「作品」新潟市美術館蔵 阿部展也(1912-1971)は、新潟県中蒲原郡五泉町(現在の五泉市)に生まれ、生後まもなく小須戸町の母の実家に預けられ祖父母のもとで育ち、学齢期の7歳になって東京の両 ...

竹谷富士雄ら昭和期の在野団体で活躍した新潟の洋画家

2022/6/29  

竹谷富士雄「モンマルトルの暮色」新潟市美術館蔵 昭和に入ってからの日本の洋画界は、ヨーロッパの美術動向を敏感に反映し、昭和6年に独立美術協会が、昭和11年には新制作派協会(現在の新制作協会)が結成され ...

笹岡了一ら昭和期の官展系で活躍した新潟の洋画家

2022/6/27  

笹岡了一「ヤコブと天使の斗い」新潟市美術館蔵 戦前から戦後にかけて活躍した新潟県出身の官展系の洋画家としては、光風会の笹岡了一、新保兵次郎、大桃寛、小島清雄、一水会の安宅乕雄、示現会の創立に参加した清 ...




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