歴史画

歴史・風俗を研究し歴史人物画を得意とした北村明道

2021/2/16  

北村明道「紫式部」群馬県立歴史博物館蔵 高崎に生まれた北村明道(1896-1962)は、はじめ小堀鞆音に師事して歴史画を学び、のちに蔦谷龍岬の画塾に入り、龍岬没後は児玉希望に師事した。昭和2年の第8回 ...

最後の近代歴史画家・羽石光志

2020/10/22  

羽石光志「寂光院」栃木県立美術館蔵 近代歴史画の父・小堀鞆音が開拓した新しい歴史画は、安田靫彦や前田青邨ら多くの画家たちによって引き継がれていったが、時の流れとともに日本画は新しさを求めて多様化してい ...

近代歴史画の父・小堀鞆音

2020/9/8  

小堀鞆音「恩賜の御衣」栃木県立美術館蔵 現在の佐野市に生まれた小堀鞆音(1864-1931)は、20歳頃に上京、土佐派の川崎千虎について歴史画を学んだ。明治25年には岡倉天心を会頭とする日本青年絵画協 ...

江戸狩野隆盛の礎を築いた狩野興以と下野の狩野派

2020/7/28  

狩野興以「佐野渡圖屏風」(部分)出光美術館蔵 下野国出身の狩野派の絵師としては、足利の生まれとされる(伊豆出身とする説もある)の狩野興以(1569-1636)がいる。興以は、狩野永徳の息子光信の門人で ...

天心、大観らと行動をともにし五浦に移住した木村武山

2020/1/23  

木村武山「阿房劫火」 茨城県笠間市に生まれた木村武山(1876-1942)は、幼いころから画才に恵まれ、明治24年、岡倉天心(1863-1913)が校長をつとめていた東京美術学校に入学した。この時、3 ...

近代歴史画の開拓者・二世五姓田芳柳

2020/1/11  

左:二世五姓田芳柳「羅漢図」坂東市立猿島資料館蔵右:二世五姓田芳柳「菅公梅ヲ詠スルノ図」宮内庁三の丸尚蔵館蔵 下総国沓掛(現在の茨城県坂東市沓掛)の大工の棟梁の家に生まれた二世五姓田芳柳(1864-1 ...

今村紫紅や速水御舟らを育てた美術教育者としても名高い歴史画家・松本楓湖

2019/12/16  

松本楓湖「伊賀局」 松本楓湖(1840-1923)は、常陸国河内郡寺内村(稲敷市寺内)に漢方医である松本宗庵の三男として生まれた。嘉永6年江戸に出て、狩野派の沖一峨の内弟子となり頭角を現わすが、安政2 ...

近世水戸の狩野派・狩野興也

2019/11/15  

狩野興也「源氏物語六条院庭園図巻」(部分) 水戸藩の御用絵師をつとめた狩野派には、紀州藩狩野派の祖である狩野興以の二男・狩野興也、町狩野的な狩野凉岷、および狩野惟信の高弟・山内養春のほぼ3つの系統があ ...

緻密な時代考証を加えた歴史画を手掛けた荻生天泉

2020/3/6  

荻生天泉「小楠公」南北朝時代、南朝側の武士だった楠木正行が、死を覚悟して北朝軍との戦いに向かう際、後醍醐天皇廟の前の如意輪堂の壁に、矢尻で「辞世の句」を刻む姿を描いている。 福島県安達郡太田村荻ノ田( ...

終生日本画の近代化に尽くした寺崎広業

2019/6/19  

寺崎広業「美人読書図」 秋田に生まれた寺崎広業(1866-1919)は、はじめ郷里の狩野派・小室怡々斎に師事し、ついで角館出身で東京に出ていた四条派の平福穂庵の勧めで上京し穂庵に師事、穂庵の帰郷後も東 ...




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