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多くの版本を残した浦川公左ら上田公長の門人
2024/9/25
浦川公左(佐)『上方画稿帖』の一部 上田公長には、子の公圭をはじめ多くの門人がいたが、詳しい経歴が伝わっているものは少ない。門人のひとりである浦川公左(佐)は、公長に画を学び、山水人物を得意とし、嘉永 ...
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呉春に学んで一家を成した大坂長堀の佐藤魚大
2024/9/20
佐藤保大(二代魚大)「狐行列」 佐藤魚大(不明-不明)は大坂の人で、呉春に学んで一家を成し、山水人物を得意とした。子にはともに画人の保大と守大がおり、保大は父の号を継いで二代魚大となり、明治期にも活躍 ...
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放浪の果てに餓死した木版画の鬼才・谷中安規
2024/7/19
谷中安規「春の自転車」 谷中安規(1897-1946)は、奈良県磯城郡初瀬村(現在の桜井市初瀬)に生まれた。6歳の時に母を亡くし、京城(現在の韓国ソウル市)で洋品雑貨店を開業していた父に連れられ13歳 ...
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油彩を離れ彩漆画の研究と制作に専念した松岡正雄
2024/7/15
松岡正雄「村の子供達」 松岡正雄(1894-1978)は、奈良県宇陀郡榛原町(現在の宇陀市)に生まれた。奈良師範学校在学中の明治45年に設立された日本洋画協会の奈良支部長をつとめ、奈良から洋画を志す画 ...
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日本自由画壇を結成に参加した庄田鶴友
2024/6/17
庄田鶴友「懸崖ニ倚ル木炭増産」 庄田鶴友(1879-1948)は、奈良県添上郡柳生村に生まれ、京都市立美術工芸学校絵画科を卒業後、山元春挙に師事した。明治32年から35年まで兵役につき、明治36年に第 ...
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独自画論「直観画」の普及を図った大村長府
2024/6/12
伝・大村長府「家族団欒図」 大村長府(1870-1925)は、奈良県大和郡山市に生まれ、明治21年、19歳の時に洋画家を志して上京、本多錦吉郎に師事し、翌年本多らによって結成された日本最初の洋画団体で ...
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興福院や円照寺に襖絵が残っている渡辺始興
2024/6/5
渡辺始興「農夫図屏風」東京国立博物館 渡辺始興(1683-1755)は、尾形光琳に学んだ光琳派の画家として知られるが、絵巻の研究によって大和絵系の筆法も学び、狩野尚信を慕って狩野派の骨法にも習熟し、晩 ...
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故郷姫路の風物やそこで暮らす人々を画面いっぱいに描いて異彩を放った丸投三代吉
2024/5/13
丸投三代吉「鄙歌」姫路市立美術館蔵 丸投三代吉(1911-1991)は、兵庫県飾磨郡広村ノ内広畑(現在の姫路市広畑区)に生まれた。小学校時代に近所の画家に画の手ほどきを受け、卒業後に画家を志したが叶わ ...
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二紀会の創立に参加し日本洋画壇の中心的存在として活躍した田村孝之介
2024/4/24
田村孝之介「人間と牛」 田村孝之介(1903-1986)は、大阪船場に生まれ、17歳の時に上京して太平洋画会研究所に学び、翌年帰郷して小出楢重に師事した。大正13年、小出らによって信濃橋洋画研究所が創 ...
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水彩風景画や墨画、モノタイプを応用した版画などで詩情豊かな作品世界を作り上げた中村忠二
2024/4/12
中村忠二 絵を描く少女たちシリーズ「絵を描く女」 中村忠二(1898-1975)は、兵庫県飾磨郡御立村(現在の姫路市)に生まれた。小学校卒業後は郵便局に勤務し、大正4年に大阪に出た頃から芸術に憧れるよ ...
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神戸に洋画研究所を設け後進の指導にあたった林重義
2024/4/11
林重義は、京都市立絵画専門学校で日本画を学んだのち洋画に転じ、鹿子木孟郎に師事しました。昭和5年パリから帰国し二科展で滞欧作を展示しましたが、同年二科を脱退して独立美術協会の結成に参加しました。終生神戸に住み、洋画研究所を設立して後進の指導にあたりました。
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パリで藤田嗣治から強い影響を受け制作した上山二郎
2024/4/5
上山二郎「キャフェにて」 上山二郎(1895-1945)は、東京神田に生まれ銀座で育った。18、9歳頃から川端画学校に通い、大正9年同校の有志によって結成された「地平社」に銅版画を発表した。その後、日 ...
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関西における創作版画運動の草分けとなった川西英
2024/3/27
川西英「曲馬」兵庫県立美術館蔵 川西英(1894-1965)は、兵庫県神戸市兵庫区の回船業と乾物米穀問屋を代々営む旧家に生まれた。早くから美術に親しみ、兵庫県立神戸商業高校卒業時には、神戸市相生町の洋 ...
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青龍社の中心メンバーとして活躍した加納三楽輝
2024/3/25
加納三楽輝「海の市日」兵庫県立美術館蔵 加納三楽輝(1898-1981)は、兵庫県有馬町に生まれた。はじめ京都で山元春挙に学び、大正8年に上京して山村耕花(参考)に師事した。昭和3年「豊起」の号で第1 ...
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郷里姫路で「農」のある風景を描き続けた森崎伯霊
2024/3/20
森崎伯霊「澄秋」 森崎伯霊(1899-1992)は、兵庫県飾磨郡下中島村(現在の姫路市飾磨区中島)の農家に生まれた。少年のころから画家を目指していたが、近隣の寺の住職に手ほどきを受けた程度で、農業を手 ...
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飄逸にしてモダンな画風で異彩を放った水越松南
2024/3/8
水越松南「化粧」京都国立近代美術館蔵 水越松南(1888-1985)は、姫路藩の漢学者の子として神戸に生まれ、第一神戸中学校を中退して京都に出て谷口 香嶠(参考)に師事し、その後京都市立美術工芸学校図 ...