2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 窪俊満(1757-1820)kubo-shunman 祖父の窪田政春、ついで楫取魚彦に学んだのち、北尾重政の門に入った。鳥居清長風の美人画を錦絵、肉筆画で制作した。特に、紅などの派手な色は使わず、墨・鼠を中心に紫・緑で表現する「紫絵」と得意とした。また、狂歌にも本格的に取り […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 鳥居清長(1752-1815)torii-kiyonaga 鳥居家三代清満の門人で、四代目を継いだ。江戸本材木町の書店・白子屋市兵衛の子。遠近法を用いた現実的な江戸の風景の中に、均整のとれた女性像を描き、当時の美人画界を席巻した。役者絵では音楽を受け持つ地方の人々まで画中に描きこ […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 磯田湖龍斎(1735-不明)isoda-koryusai 江戸小川町・土屋家の浪人で、武家の出であるというのが通説となっている。両国橋広小路薬研堀に住んでいた。西村重長の門人と伝わるが不明。明和年間には春広の名で鈴木春信風の楚々とした美人を描いていたが、しだいに量感のあるどっし […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 歌川豊春(1735-1814)utagawa-toyoharu 歌川派の祖。豊後または但馬の生まれで、京都で狩野派の鶴沢探鯨に学び、のちに江戸に出た。鳥山石燕に学んだとも、石川豊信に師事したともされるが不明。中国版画や西洋の銅版画に学んだ透視遠近法を取り入れ、明和から安永にかけて浮絵 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 勝川春章(1726-1793)katsukawa-shunsho 勝川派の祖。宮川長春に学び、宮川や勝宮川を名乗っていたが、勝川に改めた。英派の高崇谷にも学んだという。一筆斎文調とともに役者似顔絵の創始に貢献した。天明期に入ると美人画に転じ、鈴木春信によって創立された錦絵を、写実を基調 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 勝川春好(1743-1812)katsukawa-shunko 勝川春章の門下の第一人者。明和末から文化にかけて細判の役者絵を多く発表した。また、大判の役者大首絵に傑作が多い。天明7、8年頃に中風をわずらい右手がきかず、以後は左手で描いた。師春章の作風を最もよく伝えている。 宮﨑優画 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 勝川春英(1762-1819)katsukawa-shunei 勝川春章の門人。春好とともに春章門下の双璧とうたわれた。春潮などとともに独自の画風を示し、美人画、役者絵、相撲絵などを描いた。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム対象 ¥3,080 (2025年4月1日 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年12月7日 yuagari 浮世絵師 勝川春潮(不明-不明)katsukawa-shuncho 勝川春章の門人。晩年は窪俊満の門に入って、吉左堂俊潮と改めた。役者絵で一世を風靡した春草の門下だが、役者絵よりも美人画を好んで描いた。版画においては鳥居清長に私淑し、長身で健康的な美人を描いた。寛政年間末頃には浮世絵界を […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 勝川春扇(不明-不明)katsukawa-shunsen 三代堤等琳の門人。秋琳と号した。のちに勝川春英に学び春扇と改号し、のちに二代春好を襲名した。別号に可笑斎がある。文化、文政頃に活動し、化政デカダンス風の美人画を描いた。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年10月17日 yuagari 浮世絵師 春川五七(1776-1831?)harukawa-goshichi 春川栄山門と伝わっている。戯作名は神屋蓬洲。蓬莱亭とも号した。狂歌本、洒落本の挿絵がある。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム対象 ¥3,080 (2025年4月1日 22:04 GMT +09:00 時 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 鈴木春重(1747-1818)suzuki-harushige 洋風画家・司馬江漢の浮世絵師名。天明3年に日本で最初の銅版画制作に成功。油絵の研究など洋風画の先駆者としても著名だが、安永年間後期頃まで浮世絵師として活躍していた。江漢の著書『春波楼筆記』によると、はじめ狩野派に画を学び […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 水野廬朝(1748-1836)mizuno-rocho 北尾重政の門人と伝えられる。美人画では、重政風、磯田湖龍斎風、歌川豊春風、歌麿風など、さまざまな画風を取りいれている。また、勝川派に倣う役者絵もある。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム対象 ¥3,080 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2023年9月12日 yuagari 浮世絵師 喜多川歌麿(1753-1806)kitagawa-utamaro 喜多川派の祖。鳥山石燕の門に狩野派を学んだとされる。寛政初年、蔦屋重三郎の協力を得て、いわゆる「美人大首絵」という新様式を開拓発表し、その写生の技量が注目され、一躍時代の寵児となった。文化元年、禁じられていた題材「太閤記 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 祇園井特(1755-1815?)gion-seitoku 京都祇園町南側に住み、一説には珍器売薬店経営したという。京都の女性を題材に、写実的で妖艶な美人画を描いた。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム対象 ¥3,080 (2025年4月1日 22:04 GMT […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 喜多川藤麿(不明-不明)kitagawa-fujimaro 喜多川歌麿の門人。別号に不二麻呂、紅霞斎、紫園、紫峰、紫霞斎、芳州、蓉山などがある。寛政から文化頃に肉筆画の秀作がある。版画作品は少ない。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム対象 ¥3,080 (2025 […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年10月17日 yuagari 浮世絵師 二代喜多川歌麿(不明-不明)kitagawa-utamaro はじめ戯作者・恋川春町について恋川幸(雪)町と号し、のちに二代春町となった。浮世絵は喜多川歌麿の門に入り、文化3年初代没後、その妻に入夫し二代を襲名したと伝わっている。師風に似た美人画を得意とした。 宮﨑優画集 つむがれ […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 喜多川月麿(不明-1830)kitagawa-tsukimaro 喜多川歌麿の門人。菊麿、喜久麿とも署し、享和頃に活躍した。文化元年月麿と改号した。別号に士達墨亭、観雪などがある。師風の美人画を得意とし、草双紙が多い。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム対象 ¥3,08 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2025年3月10日 yuagari 浮世絵師 鳥文斎栄之(1756-1829)chobunsai-eishi 鳥文斎派の祖。鳥文斎栄之は高級武士の出で、狩野栄川院典信に師事して御用絵師をつとめていたが、浮世絵を志し、家督を子の時豊に譲って野に下った。座像や立像によって女性を全身をとらえ、肉感的な表現を避けた風格ある美人風俗画を描 […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月16日 yuagari 浮世絵師 玄珠斎栄京(不明-不明)genjusai-eikyo 鳥文斎栄之の門人と思われる。栄之風の肉筆美人画がある。経歴は不明。旗本説もある。鳥玉斎と署名した作品もある。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム対象 ¥3,080 (2025年4月1日 22:04 GMT […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 栄松斎長喜(不明-不明)eishosai-choki 喜多川歌麿と同じく、鳥山石燕の門人と伝わっている。鳥居清長、喜多川歌麿、鳥文斎栄之らの影響を受けて、線の細い柔和な女性像を描いた。錦絵の大部分が、版元の蔦屋重三郎と鶴屋吉右兵衛門から出ている。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 鳥高斎栄昌(不明-不明)chokosai-eisho 鳥文斎栄之の門人。3枚続の美人画や、大首絵の美人画に独自の作風を示した。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム対象 ¥3,080 (2025年4月1日 22:04 GMT +09:00 時点 – 詳細はこち […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 北尾政演(1761-1816)kitao-masanobu 北尾重政の門人。戯作名は山東京伝。小物販売店「京屋」で煙管・煙草などを商った。別号に山東庵、醒々斎がある。狂名は身軽折助。戯作で江戸一の売れっ子になった。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム対象 ¥3,0 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 北尾政美(1764-1824)kitao-masayoshi 鍬形蕙斎の浮世絵師名。北尾重政の門人。父は駿河国出身で江戸で畳職人をしていた。北尾重政に入門し、17歳頃から「北尾政美」と名乗るようになった。31歳のときに美作国津山藩松平家の御用絵師として召し抱えられ「蕙斎」と改号。の […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 東洲斎写楽(不明-不明)toshusai-sharaku 伝歴は不明で、近年では阿波の能役者・斎藤十郎兵衛説が有力となっている。寛政6年の10か月間のみ活動し、錦絵はすべて版元・蔦屋重三郎から刊行されている。役者の芸質、役柄の本質までもとらえ、美化することなく顔の特徴を描いた。 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 歌川豊国(1769-1825)utagawa-toyokuni 歌川派の祖・歌川豊春の門人で、歌川派隆盛の基礎を作った。寛政6年に発表した、役者の似顔とその全身の舞台姿を描いた「役者舞台の姿絵」で一躍有名となった。さらに、半身、大首の役者絵を次々に発表し、役者似顔絵の第一人者となった […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 歌川国政(1773?-1810)utagawa-kunimasa 会津の出身で紺屋の職人だったが、芝居好きが高じて役者の似顔絵を描くうちに、紺屋の主人と交際のあった初代豊国の門人になったと伝えられる。暇があれば芝居小屋に向かうほどの芝居好きだったので、筋や役者の演技を熟知しており、芝居 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 歌川豊広(1765-1829)utagawa-toyohiro 初代歌川豊春の門人で、豊国と並ぶ高弟とされる。錦絵、版本で佳作を残している。また、穏やかな肉筆美人画も得意とした。曲亭馬琴や式亭三馬、十返舎一九などの読本や黄表紙、合巻などに挿絵を寄せた。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 A […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月9日 yuagari 浮世絵師 二代歌川豊国(1802-1835?)utagawa-toyokuni 初代歌川豊国の門人。俗称は源蔵。初代豊国の養子となり初代没後二代を継いだ。一龍斎、一英斎、後素亭と号した。天保6年以降消息を絶った。 宮﨑優画集 つむがれゆく縁 Amazon プライム対象 ¥3,080 (2025年4月 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 葛飾北斎(1760-1849)katsushika-hokusai 葛飾派の祖。勝川春章に入門し、春朗と号したが、俵屋宗理となり、寛政10年に北斎と号して一家をなした。その後20余回改名し、その都度画風を変え、森羅万象描かぬものはないと言われた。版画では「富嶽三十六景」が世界的に有名で、 […]
2023年9月3日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 葛飾応為(不明-不明)katsushika-oui 葛飾北斎の三女。生没年は不明だが北斎37歳の時の子だという説がある。堤派の絵師・南沢等明の妻となったが離縁となり、その後は再婚せず、北斎の助手をつとめながら浮世絵師として活動した。父に似て変わり者だったようで、任侠の気風 […]