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台湾の美術振興につとめた郷原古統と木下静涯
2021/12/11
郷原古統「海裳」(二曲一双のうち左隻) 日本統治時代(1895~1945)の台湾には、教育者として渡った信州人も多く、昭和2年(1927)に創設された台湾美術展では池上秀畝や矢沢弦月らが審査員をつとめ ...
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洋画の手法を取り入れて和洋の調和を図った矢沢弦月
2021/12/11
矢沢弦月「新秋」(左から「海」「里」「山」)長野県立美術館蔵 矢沢弦月(1886-1952)は、諏訪郡上諏訪村(現在の諏訪市)に生まれた。父は早くから諏訪で印刷業をはじめていたという。幼いころから利発 ...
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大胆な風景描写で京都画壇で活躍した登内微笑
2021/12/11
登内微笑「入日射す東尋坊」長野県立美術館蔵 東京神田紺屋町の古道具屋の家に生まれた登内微笑(1891-1964)は、2歳で母と死別し、父の郷里である手良村(現在の伊那市)で少年時代を過ごした。小学校卒 ...
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琳派の近代化に挑んだ佐野光穂
2022/3/30
佐野光穂「秋草」 下高井郡中野町(現在の中野市)の街の中心部のごく限られた地区に、明治12年、菊池契月、町田曲江、金井一章と3人の日本画家が生まれた。3人は同じ小学校に通い、ともに渋温泉の児玉果亭のも ...
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西洋古典美術の研究を深め仏教美術に回帰した町田曲江
2021/12/11
町田曲江「三大門」(三幅) 町田曲江(1879-1967)は、下高井郡中野町(現在の中野市)の雑貨商を営む家に生まれた。少年の頃から、小学校の同級生だった菊池契月、金井一章らとともに渋温泉の児玉果亭に ...
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京都画壇で契月様式の人物画を確立した菊池契月
2023/9/28
菊池契月「立女」長野県立美術館蔵 菊池契月(1879-1955)は、下高井郡中野町(現在の中野市)に生まれた。小学校の同級生に、後にともに画家を目指すことになる町田曲江と金井一章がいた。3人とも比較的 ...
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25歳で夭折した新進の武者絵画家・長谷川石峯
2021/12/11
長谷川石峯「衣川戦陣図」(未完・絶筆) 長谷川石峯(1879-1904)は、下伊那郡喬木村阿島に生まれた。長谷川家は代々阿島に居住した同地方屈指の豪農で、明治維新後、父は戸長をつとめ、製糸業をはじめた ...
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新村龍翠ら荒木寛畝に学んだ信州の日本画家
2021/12/11
新村龍翠「芦雁図」六曲一隻(部分) 新村龍翠(1866-1939)は、上伊那郡平出村(現在の辰野町)に生まれた。幼いころから絵筆を握り、26歳で上京し荒木寛畝に師事した。寛畝のもとでは、南北合派を学び ...
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伝統的な画風で色彩豊かな花鳥画を描いた池上秀畝
2021/12/11
池上秀畝「威震八荒・渓澗野雉」(双幅)横浜美術館蔵 池上秀畝(1874-1944)は、上伊那郡高遠町(現在の伊那市高遠)の紙商兼小間物屋の二男として生まれた。祖父休柳も父秀花も絵を描いており、祖父・父 ...
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上伊那の橋本雅邦門下・白鳥白駒と桃沢如水
2021/12/11
白鳥白駒「秋景山水図」 信州の画家としては、菱田春草、西郷孤月、赤羽雪邦のほか、上伊那の白鳥白駒、桃沢如水も開校当初の東京美術学校で学んでいる。白駒と如水の二人は、橋本雅邦の門下生として、北宗画の筆遣 ...