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美濃の南蘋派
2022/8/15
左:山田鶴洲「木蓮に白閑鳥図」、右:日比野鶴翁「仏手柑に綬帯鳥図」 中国の画家・沈南蘋によって長崎にもたらされた写実的な画法は、当時の画家たちに新鮮な驚きをもって迎えられ、弟子の熊代熊斐(1712-1 ...
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尾張南画の全盛、中林竹洞・山本梅逸の登場
2024/12/30
中林竹渓「林和靖図」賛:大倉袖蘭 神谷天遊ら大パトロンの存在により相当量の中国画が尾張の地に蓄積され、画家の研鑚の場も充実、画壇が活況を呈する条件が整えられていった。こうした時代にこの地で若い時期を過 ...
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崋椿系が根付く前の東三河画壇(1)
2024/12/29
左:恩田石峰「西王母図」、右:稲田文笠「寿帯鳥図」 後に絶大な勢力となる崋椿系が根付く前の東三河では、円山・四條派を学んだ恩田石峰や原田圭岳、そして谷文晁に学んだ稲田文笠らが中心的な画人だった。ほかに ...