• ホーム
  • 当サイトについて
  • 画人伝・INDEX
  • 画家ジャンル別
  • 画風・モチーフ別
  • お問い合わせフォーム

UAG美術家研究所

江戸時代を中心に全国各地で活動していた画家を調査して都道府県別に紹介しています。ただいま近畿地方を探索中。

  • 今月の注目画人
  • 江戸以前の画家
  • 物故日本画家
  • UAG美人画研究室

新着記事

播州赤穂の近代画人・長安義信

2023/12/27  

長安義信(1788-1868)は、幼少のころ大坂で土佐派の画人・佐野龍雲について画を学んだ。40歳の時に法橋に叙され、赤穂に戻って花岳寺の門前に住んだ。土佐派以外にも狩野派、写生画派などさまざまな画風 ...

播州龍野の円山派・山村翠谷

2023/12/25  

外内松意ら龍野藩につかえた狩野派の絵師に対し、山村翠谷(1787-1850)は、若いころに京都に遊び、円山派を学んだ。一説には応挙門下十哲のひとり・奥文鳴に師事したという。家は代々播磨国揖東郡中井村( ...

龍野藩脇坂家お抱え絵師・外内松意

2023/12/22  

外内松意(不明-1815)は、播州龍野(現在の兵庫県たつの市の一部)の狩野派で、脇坂家お抱え絵師をつとめた外内家の初代である。藩に絵の修業を命じられ、江戸で長府藩御用絵師の二代笹山養意に師事した。 松 ...

明石の近世画人・岡田東虎と林半水

2023/12/20  

岡田東虎(1755-1822)は、明石城下西本町(現在の明石市)の旅宿「井筒屋」の子として生まれた。はじめ西宮の勝部如春斎に学び、福原五岳にもつき、のちに大坂の狩野派・吉村周山にも学んだという。人物や ...

渡辺崋山を破門した師として広く名が知れ渡った白川芝山と淡路の近世画人

2023/12/18  

白川芝山(1758-1850)は、淡路国三原郡金屋村(現在の洲本市金屋)の代々酒造業を営む裕福な家に生まれた。はじめ書を学び、唐代の張旭を手本とした。画の師は不明だが、残された作品からすると、画題によ ...

長崎に遊学し熊斐に学んだ淡路の画人・黒田泊庵

2023/12/11  

黒田泊庵(1742-1812)は、淡路国津名郡下物部村の人で、先祖は播州の出身で寛文年間に淡路に移り住んだ。泊庵までに4代を経たが、播州との関わりは続いていたらしく、播州地方にも泊庵の作品が残されてい ...

兵庫津に移り住んだ長崎派の画人・斎藤雀亭

2023/12/7  

斎藤雀亭(1737?-1812)は、長崎出身で兵庫津に移り住み、岡方の魚棚町で医者を業としながら画を描いていたと思われる。菩提寺である神戸市兵庫区の臨済宗・恵林寺に伝わる過去帳には、明和6年(1769 ...

禁裏の御用絵師もつとめた播州明石の石田幽汀

2023/12/4  

石田幽汀(1721-1786)は、播磨国明石郡西浦辺組西岡村(現在の明石市魚住町)に生まれた。京都の石田家の養子となり、狩野探幽の流れをくむ鶴沢探鯨に画を学び、写実性に装飾性を加えた画風を確立した。禁 ...

病魔と闘いながら湖国に伝わる伝説を描いた三橋節子

2023/11/27  

三橋節子(1939-1975)は、農史研究者・三橋時雄の長女として大阪に生まれ、父の勤務地である京都大学近くの左京区北白川や浄土寺あたりで育った。4歳の時に画を細木成美に、習字を藤井思融に習いはじめた ...

彦根の歴史風景を記録画として描き残した上田道三

2023/11/23  

上田道三(1908-1984)は、彦根市に生まれ、尋常小学校6年の時に京都の義姉のもとに行き、その知人で日本画家の榊原紫峰の紹介で不染鉄の内弟子となり、奈良に居を移した不染について同地で画を学んだ。し ...

上村松篁らと創造美術を結成した沢宏靱

2023/11/20  

沢宏靱(1905-1982)は、滋賀県坂田郡長浜町神戸(現在の長浜市)に生まれた。15歳の時に京都に出て西山翠嶂(参考)の内弟子となり、昭和6年に第12回帝展で初入選し、その後も3回連続して入選を果た ...

湖国画壇の確立に尽力した西田恵泉

2023/11/15  

西田恵泉(1902-1980)は、滋賀県栗太郡大宝村(現在の栗東町)に生まれた。京都に出て川北霞峰に2年間師事したのち、東京の日本美術学校日本画科に入学し、大正12年の同校卒業後は東京三越の図案部に勤 ...

生涯にわたり故郷・蒲生野の風景を描いた野口謙蔵

2023/11/13  

野口謙蔵(1901-1944)は、滋賀県蒲生郡桜川村(現在の東近江市)に生まれた。日本画家の野口小蘋は叔母にあたる。彦根中学卒業後は東京美術学校西洋画科に進学し、和田英作(参考)の教室に学んだ。東京で ...

70歳過ぎてから渡仏しパリ風景で好評を得た鷲田新太

2023/11/8  

鷲田新太(1900-1977)は、滋賀県野洲郡(現在の野洲市)に生まれた。上京して川端洋画研究所に学び、はじめ春陽展に出品し、安井曾太郎(参考)に師事して新世紀展や二科展に出品した。その後、美術雑誌『 ...

島野重之、北川嚠三ら滋賀県ゆかりの光風会の洋画家

2023/11/6  

滋賀県ゆかりで明治生まれの洋画家の所属団体としては、島野重之、島戸繁、北川嚠三らが活躍した光風会が主流といえる。また、滋賀大学で美術を教えていた山尾平と北川威夫がともに光風会会員だったことから、同校を ...

信濃橋洋画研究所で学び春陽展で活躍した秋口保波

2023/11/3  

秋口保波(1897-1976)は、滋賀県犬上郡青波村(現在の彦根市芹川町)に生まれた。滋賀師範学校を出て教職につき、約10年間教員生活のかたわら絵画グループで研究し、のちに大阪の信濃橋洋画研究所に入り ...

« Prev 1 … 17 18 19 20 21 … 92 Next »




カテゴリー

サイト内検索

関連サイト

湯上がり美術談義
UAG美人画研究室
UAG美術家資料棚

人気記事

  • 秋田蘭画の誕生と平賀源内03平賀源内02
  • 昭和前期に官展で活躍した新潟の南画家・白倉嘉入と横尾深林人38白倉嘉入04
  • 日本画の理想を求めて国画創作協会を結成した土田麦僊26土田麦僊02
  • 第三代白河藩主・松平定信の画事04松平定信02
  • 柴秋邨と周辺の南画家11阿波11
  • 12歳で体験した戊辰戦争を語り伝え、「白虎隊自刃之図」を描いた佐野石峰21佐野石峰02
  • 日本洋画草創期に美術教師に徹した堀江正章32堀内正章02
  • 鳥取の近代的文化運動の中核となって活動した中井金三と砂丘社鳥取15中井金三
  • 終生日本画の近代化に尽くした寺崎広業24寺崎広業03
  • 絵金と絵金派07絵金02

おすすめ記事

1
能登が生んだ桃山時代を代表する画家・長谷川等伯

長谷川等伯(1539-1610)は、能登国七尾(現在の石川県七尾市)の能登七尾城主畠山氏の家臣・奥村家に生まれ、のちに縁戚で染物業を営む長谷川家の養子となった。雪舟系画人の等春に学んだとされる養父・宗 ...

2
奄美大島に没した田中一村の話

昭和59年(1984)、田中一村(1908-1977)が奄美大島で没して7年後、NHK教育テレビ「日曜美術館」で「黒潮の画譜~異端の画家・田中一村~」と題して一村の画業が紹介され、大きな反響を呼んだ。 ...

3
新しい日本画を追求して近代日本画壇を牽引した横山大観

横山大観(1868-1958)は、明治元年水戸藩士の子として現在の茨城県水戸市に生まれた。10歳の時に一家で上京し、湯島小学校に転入、つづいて東京府小学校に通った。同校卒業後は私立の東京英語学校に進学 ...

4
妖艶で頽廃美漂う画風を展開し、画壇の悪魔派と呼ばれた北野恒富

北野恒富(1880-1947)は、金沢市に生まれ、小学校卒業後に新聞の版下を彫る彫刻師をしていたが、画家を志して17歳の時に大阪に出て、金沢出身で歌川派の流れを汲む浮世絵師・稲野年恒に師事し、師と同様 ...

5
室町水墨画の最高峰・雪舟

岡山の画家として最初に名前が出るのは、室町水墨画壇の最高峰に位置する雪舟等楊(1420-1506)である。狩野永納によって編纂された『本朝画史』によると、雪舟の生誕地は備中赤浜(現在の総社市赤浜)で、 ...

  • ホーム
  • 当サイトについて
  • 画人伝・INDEX
  • 画家ジャンル別
  • 画風・モチーフ別
  • お問い合わせフォーム

UAG美術家研究所

江戸時代を中心に全国各地で活動していた画家を調査して都道府県別に紹介しています。ただいま近畿地方を探索中。

© 2025 UAG美術家研究所