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祖父・父を加えて「内海三代」と称された内海吉堂
2023/5/26
内海吉堂「芙蓉白鷺・桃華双鴨図」 越前敦賀に生まれた内海吉堂(1849-1925)は、幼いころに近江に移り、医師・小菅兎峯のもとに身を寄せて漢詩を学んだ。その後京都に出て四条派の塩川文麟に画を学び、京 ...
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江戸後期の越前敦賀における円山四条派の画人
2023/5/17
内海元孝「花卉図襖」(部分)敦賀市立博物館蔵 越前敦賀は、地理的にも京都に近いことから多くの画人が京都に出て学んでいる。江戸後期に活躍した円山四条派の画人としては、若くして京都に出て晩年の円山応挙に学 ...
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画人として大成した福井藩士・島田雪谷
2023/5/12
島田雪谷「桜花群禽図」福井市立郷土歴史博物館蔵 島田雪谷(1828-1884)は、はじめ岩尾雪峯に四条派を学び、のちに同派の横山清暉に師事した。前藩主の松平慶永と藩主の茂昭に画家としての才能を認められ ...
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町絵師として画名が高かった早瀬蘭川・来山父子
2023/5/10
早瀬来山「花鳥図屏風」 越前で画名が高かった町絵師としては、早瀬蘭川・来山父子がいる。早瀬蘭川(1777-1837)は福井城下神明町に生まれ、京都に出て原在中に師事し、美人画で評判を得た。子の来山は、 ...
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越前若狭で活躍した小栗宗湛を祖とする小栗派
2023/4/17
〔参考図版〕芸愛「四季花鳥図屏風」(部分)京都国立博物館蔵 越前曾我派が一乗谷及び北庄城下で水墨画の世界を展開していた頃、若狭では、曾我派初代の墨溪と同じく京都で周文に学んだ小栗宗湛(1413-148 ...
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自然万象を師として独学し、21歳で文展に入選して注目された相川松瑞
2023/2/22
相川松瑞「春景花鳥図」 相川松瑞(1894-1969)は、木彫家・相川松濤の二男として金沢市に生まれ、幼いころから画に親しみ、石川県立工業学校図案絵画科に入学したが、やがて中退し、自然万象を師として自 ...
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東京美術学校卒業後は帰郷し生涯の大半を石川での美術教育にささげた安井雪光
2023/1/27
安井雪光「ちゃぼ」東京藝術大学蔵 安井雪光(1887-1952)は、金沢市本多町に生まれ、石川県立工業学校図案絵画科を卒業後、東京美術学校日本画科に進学した。同校卒業後は、岡山市の小学校に赴任して大正 ...
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画家の家系に生まれ、明治・大正期の石川日本画壇で重鎮として活躍した中浜松香
2023/1/13
中浜松香「花鳥図」二曲一双のうち右隻 中浜松香「花鳥図」二曲一双のうち左隻 中浜松香(1857-1921)は、祖父が中浜鶴汀で、父が中浜龍淵という画家の家系に生まれ、幼いころから画を好み、家代々の画風 ...
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鈴木派四天王随一と称された梶野玄山
2023/1/11
梶野玄山「番孔雀図」 梶野玄山(1868-1939)は、加賀国石川郡松任町(現在の白山市)に生まれ、3歳の時に父を、5歳の時に母を亡くし、幼年期から祖父母に引き取られて養育された。祖父の喜右衛門は金沢 ...
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岡田静山ら加賀の近世南画家
2022/12/21
岡田静山「花鳥図」真宗大谷派金沢別院蔵 加賀の近世南画家としては、江戸時代中期に加賀藩の計史・深山台州や医師の津田菜窠らが独自の南画を描き、江戸時代中期から後期にかけては、鶴来出身で今枝家の儒者・金子 ...