画僧・武人

宮本武蔵ら余技の画人

2021/7/6  

伝宮本武蔵「芦雁図屏風」 肥後熊本藩をおさめていた加藤家や細川家は、全国的にも有名な大名であり、文化的な素養も備えていた。そのため、著名な学者や兵法者を周辺に集め、また自然に集まりもした。加藤家におけ ...

武人画家・宮本武蔵

2021/7/9  

宮本武蔵「布袋観闘鶏図」(重美) 二刀流の剣豪として名高い宮本武蔵(1584-1645)も岡山ゆかりの画人である。「二天」と号して画筆をとり、個性豊かな作品を残している。出生地は美作説のほかに播磨説も ...

土佐派の流れを汲む画僧・鶴洲と讃岐の土佐派

2022/9/3  

鶴洲「文殊菩薩図」 讃岐において、狩野派の画僧・實山と並び称されるのが、土佐派の流れを汲む画僧・鶴洲である。後年の活動から鶴洲を土佐派の画人とするには異論もあるが、鶴洲は、住吉派の祖である住吉如慶の子 ...

狩野派の画僧・實山と高松藩の文人大名

2022/9/3  

實山「福禄寿図」 讃岐を代表する画僧・實山も狩野派の画人である。實山は江戸の人で、狩野家の養子となったが、のちに実子が生まれたために僧となり、享保年間は高松の見性寺で住職をつとめ、隠居して自性庵に住ん ...

庶民の姿や風俗を描いた尾張藩士・高力猿猴庵

2024/4/25  

高力猿猴庵「御鍬祭図略」 高力猿猴庵「見世物つくし」 江戸が華やかな庶民文化に湧いていた江戸時代後期、名古屋城下においても文化的繁栄の時代を迎えていた。賑やかな祭りや華やかな行列が街を彩り、芝居、見世 ...




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