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野口彌太郎と長崎ゆかりの洋画家
2021/7/11
野口彌太郎「タンジール」 野口彌太郎(1899-1976)は、諫早市出身の銀行家・野口彌三の長男として東京に生まれ、父の仕事の関係で各地を転々としたが、父の田園生活を送らせたいとの思いから、明治44年 ...
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大正初期の美人画作家・栗原玉葉と長崎ゆかりの日本画家
2023/9/28
栗原玉葉「お夏狂乱(恋)」 大正初期の文展で美人画作家として活躍した栗原玉葉(1883-1922)は、現在の雲仙市に生まれ、上京して寺崎広業に学んだ。大正2年、第7回文展に初入選し、第8回展では褒状を ...
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旧派の代表画家・荒木十畝と長崎出身の門人・小林観爾
2021/7/6
明治5年、現在の大村市に生まれた荒木十畝(1872-1944)は、20歳の時に上京して荒木寛畝に師事、寛畝の娘と結婚して家督を継いだ。谷文晁の流れを汲む南北合派の名門である荒木家を継いだ十畝は、日本美 ...
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佐伯祐三と行動を共にしフランスで客死した横手貞美
2021/7/11
横手貞美「フランス革命記念の集い」 昭和2年、横手貞美(1899-1931)は、東京美術学校を卒業したばかりの荻須高徳(1901-1986)、山口長男(1902-1983)とともに、横浜港からパリへ向 ...
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外光派の風景画家・山本森之助と早世した人気画家・渡辺与平
2021/7/11
山本森之助「雨後」(絶筆) 明治10年、山本森之助(1877-1928)は長崎市新橋町の料亭一力の長男として生まれた。明治27年に画家を志して大阪の山内愚仙に入門、翌年には上京して浅井忠の明治美術学校 ...
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存命中に遺作展を開催された長崎洋画の先駆者・彭城貞徳
2021/7/11
彭城貞徳「和洋合奏図」 長崎出身の明治初期の洋画家としては、まず彭城貞徳(1858-1939)の名があげられる。彭城は、18歳の時に画家を志して上京、高橋由一が主宰する天絵楼に学び、さらに、初の官立美 ...
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長崎版画と版下絵師
2023/9/28
長崎版画 長崎版画とは、江戸時代に長崎で制作された異国情緒あふれる版画のことで、主に旅人相手に土産物として売られた。長崎絵、長崎浮世絵などとも呼ばれている。同じころ江戸で盛んだった浮世絵が、役者、遊女 ...
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長崎三画人後の三筆、守山湘帆・中村陸舟・伊東深江
2021/7/18
守山湘帆「松に霊芝図」 長崎三画人らによって大成された南画は、その後も門人たちによって引き継がれ、鉄翁祖門に学んだ守山湘帆と中村陸舟、三浦梧門に学んだ伊東深江の三人は、長崎後の三秀とも崎陽後の三筆とも ...
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幕末の長崎三画人、鉄翁祖門・木下逸雲・三浦梧門
2021/7/18
左:木下逸雲「梅花小禽雪山水図」右:木下逸雲「桃花源図」 来舶四大家のひとり江稼圃は、文化元年から6年頃まで来日し、弟の江芸閣とともに長崎の南画興隆の基礎をつくった。さらに続いて来日した徐雨亭、王克三 ...
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来舶四大家、伊孚九・張秋谷・費漢源・江稼圃
2021/7/6
費漢源「枇杷に小禽図」神戸市立博物館蔵 18世紀の後半から19世紀の中頃になると、渡来の途絶えた黄檗僧に代わって清人が盛んに渡来するようになった。彼ら来舶清人によって南画の画風が伝えられると、長崎の画 ...
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シーボルトのお抱え絵師・川原慶賀
2021/7/6
川原慶賀「洋人絵画鑑賞図」 文政6年、オランダ東インド政庁の商館付医師として長崎出島に赴任したフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796-1866)は、日本の門人に西洋医学などを教授するととも ...
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洋風画にも通じた唐絵目利・石崎融思と長崎の洋風画家
2021/7/6
石崎融思「唐館図蘭館図絵巻」(部分) 長崎に入ってきた絵画の制作年代や真贋などを判定、さらにその画法を修得することを主な職務とした唐絵目利は、渡辺家、石崎家、広渡家の3家が世襲制でその職務についていた ...
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長崎洋風画の先駆者・若杉五十八と荒木如元
2021/7/11
伝若杉五十八「洋人行楽図」(部分) 荒木如元「オランダ海港図」 キリスト教の禁止令とともに、西洋画もその弾圧の対象とされ、さまざまな制約が加えられるようになった。唯一の開港地だった長崎では、西洋や中国 ...
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南蘋派の開祖・熊斐と南蘋派の画人
2022/3/4
左:熊代熊斐「登龍門図」右:熊代熊斐「柳下鵜図」 南蘋派は、清から渡来した沈南蘋によって伝えられた画風で、緻密な写生と鮮やかな彩色が特徴である。沈南蘋は、享保16年に渡来して18年まで長崎に滞在してお ...
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唐絵目利広渡家の画系
2021/7/18
左:広渡湖秀「周壬禄賛双鯉図」右:広渡湖秀「奏滄鼎賛関羽図」 唐絵目利四家のひとつである広渡家は、武雄鍋島藩で御用絵師をつとめていた初代広渡心海に学んだ広渡一湖(1644-1702)に始まる。一湖は熊 ...
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唐絵目利石崎家初代・石崎元徳らを輩出した小原慶山の画系
2021/7/6
小原慶山「雪中梅図」 初期の長崎画壇に大きな影響をあたえた小原慶山(不明-1733)は、丹波に生まれ、京都を経て江戸に出て狩野洞雲に学んだ。その後、長崎に移り住み河村若芝に師事した。作品には雪舟派や狩 ...