UAG美術家研究所

江戸時代を中心に全国各地で活動していた画家を調査して都道府県別に紹介しています。ただいま北関東地方を探索中。

「魚類図」 一覧

谷文晁ら江戸の文人と交流し多彩な画事を展開した小泉斐

下野国益子の神官の子として生まれた小泉斐(1770-1854)は、幼いころから画を好み、11歳で茂木に出店していた近江商人の島崎雲圃に入門、雲圃の師である高田敬輔にも師事した。師の雲圃は商売柄、近江と ...

下野に鮎画を中心とした画風を伝えた近江商人・島崎雲圃

2020/08/04   -画人伝・栃木, 魚類図

近江商人のなかには、本格的に画家として活動したものもおり、島崎雲圃(1730-1805)もそのひとりである。雲圃の先々代にあたる初代利兵衛は、近江商人の家に生まれ、商域を関東にも広げるため、元禄16年 ...

林十江や立原杏所とともに「水戸の三画人」といわれた水戸藩士・萩谷セン喬

※萩谷セン喬の「セン」は「僊」の「ニンベン」をとった字 萩谷セン喬(1779-1857)は、林十江の2年あとに水戸藩士の家に生まれ、奥右筆や書院番などをつとめ、屋敷は水戸城下の下梅香にあった。諸家に学 ...

「もうひとりの鮭の画家」と呼ばれた酒田洋画の先駆者・池田亀太郎

日本近代洋画の開拓者として知られる高橋由一(1828-1894)は、鮭の画家とも称され、多くの鮭図を描いており、東京藝術大学所蔵の「鮭」(作品3)は国の重要文化財に指定されている。ところが、もうひとり ...

月嶺・月村と続く盛岡藩四条派の流れを継いだ藤島静村

幕末に盛岡で生まれた藤島静村(1864-1935)は、明治はじめに北海道から帰郷していた川口月村に師事し、25歳の時には、内丸の協同商館(現在の盛岡市役所あたり)で個展を開いて反響を呼び、その才能は川 ...

優れた門弟を育成し水沢の絵事の基盤を築いた菅原竹侶

砂金文洲とともに水沢を代表する画人・菅原竹侶(1824-1893)は、優れた門弟を育成し、水沢地方の絵事が開花する基盤を築いた。8歳から学問を須田一睡に学び、文墨を砂金嘉門次郎に習った。24歳の時に砲 ...

文芸全般で多彩な活動をした南蘋派最初期の画人・建部綾足

建部綾足(1719-1774)は、弘前藩家老の二男として江戸に生まれ、幼年期を弘前で過ごしたが、20歳の時に兄嫁と通じて出奔した。以後は、上方や江戸、長崎などを遊歴し、弘前に戻ることはなかった。その間 ...

大正・昭和前期の宮崎の日本画家

明治に入って近代日本画が形成されていくなか、明治、大正の空気を反映した作品を制作する日本画家たちが活躍した。宮崎県を代表する日本画家である山内多門、益田玉城をはじめ、美人画の丸田省吾、写実的な虎の絵を ...

鳥取ゆかりの近世南画家

米子の漁師の家に生まれ、のちに大山寺に入って僧となった嗒然(1796-1861)は、独学で画法を修得し、「嗒然の千枚書き」と称されるほど多くの作品を残した。おなじ米子出身の越寛一(1803-1864) ...

鳥取画壇の祖・土方稲嶺、鯉の名手と謳われた門人の黒田稲皐と小畑稲升

鳥取画壇の祖と称される土方稲嶺(1741-1807)は、鳥取に生まれ、江戸に出て宋紫石の門に入り南蘋派を学んだ。のちに京都に移り、一説には円山応挙に師事したとされる。寛政10年に鳥取藩絵師として召し抱 ...

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