画人伝・石川

生涯白山を愛し、白山の画家と称された玉井敬泉

2023/2/24  

玉井敬泉「山の秋」石川県立美術館蔵 玉井敬泉(1889-1960)は、金沢市下堤町に生まれた。生家は紅屋という染物屋で、日本画家の玉井紅嶙は実兄にあたる。敬泉も兄の影響で早くから画に興味を持ち、石川県 ...

自然万象を師として独学し、21歳で文展に入選して注目された相川松瑞

2023/2/22  

相川松瑞「春景花鳥図」 相川松瑞(1894-1969)は、木彫家・相川松濤の二男として金沢市に生まれ、幼いころから画に親しみ、石川県立工業学校図案絵画科に入学したが、やがて中退し、自然万象を師として自 ...

文展を離れて日本自由画壇の結成に参加し、女性像を中心に自由な表現を試みた広田百豊

2023/9/28  

広田百豊「桜美人」培広庵コレクション 広田百豊(1876-1955)は、石川県江沼郡山中村(現在の加賀市)に生まれ、石川師範学校卒業後は小学校の教師をつとめ、30歳余りで校長となったが、画業に専念する ...

妖艶で頽廃美漂う画風を展開し、画壇の悪魔派と呼ばれた北野恒富

2023/9/28  

北野恒富「暖か」滋賀県立美術館蔵 北野恒富(1880-1947)は、金沢市に生まれ、小学校卒業後に新聞の版下を彫る彫刻師をしていたが、画家を志して17歳の時に大阪に出て、金沢出身で歌川派の流れを汲む浮 ...

ライフワークとして全国各地の植物の写生に取り組み、生涯をかけて植物を描いた池田瑞月

2023/2/15  

池田瑞月「秋の草花図」 池田瑞月(1877-1944)は、明治10年に石川郡南新保村(現在の金沢市南新保町)の大工棟梁の三男として生まれた。その後、明治38年に京都に出て木島桜谷に師事したことは分かっ ...

藩政期の金沢の景観や町人・武士たちの暮らしぶりを主題にした挿絵を描いた巌如春

2023/2/10  

巌如春「七夕」(儀式風俗図繪より)金沢大学附属図書館蔵 巌如春(1868-1940)は、金沢市竪町の浮世絵師の家に生まれた。巌家は、祖父・父の二代続けて御用槍師を営んでいたが、父の甚蔵は廃藩によって槍 ...

初期日本美術院展に出品した石川県の日本画家

2023/2/8  

沢村冬岳「金沢風景雪月花」 明治24年、岡倉天心を会頭に革新的な日本画を目指した美術研究団体「日本青年絵画協会」が結成され、それが明治29年に「日本絵画協会」へと発展し、全国的な規模で絵画共進会を開催 ...

山田敬中が中心となって設立した北陸絵画協会

2023/2/6  

山田敬中「朝霧」山梨県立美術館蔵 明治31年頃、金沢で新しい日本画の団体・北陸絵画協会が結成された。これは、石川県立工業学校の教師として金沢に赴任していた山田敬中が中心となり、地元の画家たちが集結して ...

明治期に東京美術学校で学んだ石川県出身の日本画家

2023/2/3  

室野素月(琢磨)「春宵」東京藝術大学藝術資料館蔵 明治期に東京美術学校で学んだ石川県の日本画家としては、金沢出身の岡本秋石(1868-1940)が、明治22年の同校開校と同時に第1回生として入学してい ...

帝展で注目され石川県画壇に新風を吹き込んだが45歳で没した田村彩天

2023/2/1  

田村彩天「雨の白河」野間奉公会蔵 田村彩天(1889-1933)は、金沢市に生まれ、石川県立工業学校図案絵画科を卒業後、東京美術学校日本画科に進み、同校卒業後は寺崎広業に師事した。大正9年、第2回帝展 ...




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