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東京美術学校卒業後に帰郷し、明治・大正・昭和期の石川の日本画界で中心となって活躍した武藤直信
2023/1/25
武藤直信「楽」東京藝術大学蔵 武藤直信(1885-1971)は、石川県立工業学校図案絵画科を卒業後、東京美術学校日本画科に進み、郷土出身の島田佳矣に師事した。師の島田佳矣は、明治22年の東京美術学校開 ...
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山脇皜雲ら金沢工業学校の開校に際して図案絵画科教師として中央から招聘された日本画家
2023/9/28
山脇皜雲「廃寺」東京芸術大学蔵 明治20年、産業振興のための技術者を養成する機関として金沢工業学校が創立された。同校は、明治22年に石川県工業学校、明治34年に石川県立工業学校と改称され、以後、絵画、 ...
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北陸に江戸琳派の画風を伝えた山本光一
2024/1/3
山本光一「狐狸図」板橋区立美術館蔵 山本光一(1843?-1905?)は、江戸琳派を創始した酒井抱一の門人・山本素堂の長男として江戸に生まれ、抱一の名跡を守る「雨華庵」の三世・酒井鶯一の門に入り、父の ...
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岸連山に学び師風を伝えて京都で活躍した森春岳
2023/1/18
森春岳「栂尾秋景図」 森春岳(1836-1917)は、金沢に生まれ、京都に出て岸連山に師事した。師の岸連山は、岸派の画法に四条派の写実表現を加味した画風を展開した岸派の絵師で、春岳はその画風を忠実に学 ...
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友禅の下絵描きから日本画家に転身し意欲的に活動していたが41歳で没した越田香秋
2023/1/16
越田香秋「美人酔興図」 越田香秋(1883-1925)は、金沢市百々女木町(現在の金沢市宝町)に生まれた。はじめ友禅の下絵を描いていたが、画家として立つ決心をして中浜松香の門に入り本格的に修業をはじめ ...
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画家の家系に生まれ、明治・大正期の石川日本画壇で重鎮として活躍した中浜松香
2023/1/13
中浜松香「花鳥図」二曲一双のうち右隻 中浜松香「花鳥図」二曲一双のうち左隻 中浜松香(1857-1921)は、祖父が中浜鶴汀で、父が中浜龍淵という画家の家系に生まれ、幼いころから画を好み、家代々の画風 ...
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鈴木派四天王随一と称された梶野玄山
2023/1/11
梶野玄山「番孔雀図」 梶野玄山(1868-1939)は、加賀国石川郡松任町(現在の白山市)に生まれ、3歳の時に父を、5歳の時に母を亡くし、幼年期から祖父母に引き取られて養育された。祖父の喜右衛門は金沢 ...
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北陸画壇の向上発展に貢献した高村右暁
2023/1/9
高村右暁「一心不乱図」石川県立美術館蔵 高村右暁(1867-1954)は、加賀藩ゆかりの狩野派の絵師の家に生まれ、祖父の玄佳に手ほどきを受けたのち、20歳の時に垣内右嶙の門に入って四条派の画法を学び、 ...
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京都の画風を石川に持ち込んだ垣内右嶙・雲嶙父子
2023/1/6
垣内雲嶙「柳江松嶽山水図」 飛騨高山に生まれた垣内右嶙(1825-1891)は、京都に出て四条派の岡本豊彦、塩川文麟に学び、さらに南画の要素を加味して独自の画風を展開した。明治12年に金沢を訪れ、画塾 ...
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狩野墨川ら幕末の神田松永町狩野家の絵師
2022/12/23
狩野墨川「梅図」金沢市龍淵寺蔵 江戸の表絵師の画系である神田松永町狩野家は、始祖の狩野友益が五代藩主・前田綱紀に取り立てられて以来、その長男の伯円をはじめ、幕末に墨川の跡目を継いだ宗益まで、加賀藩と深 ...