UAG美術家研究所

江戸時代を中心に全国各地で活動していた画家を調査して都道府県別に紹介しています。ただいま東北地方を探索中。

「図譜」 一覧

人生の大半を旅に暮らし各地で得た見聞や体験を日記や地誌に描き残した菅江真澄

三河国で生まれた菅江真澄(1754-1829)は、30歳の時に故郷を離れ、信濃、越後、蝦夷地、下北、津軽、秋田と歩き、その人生の大半を旅に暮らした。はじめは白井英二、秀超、秀雄などと称していたが、48 ...

近世最大の鳥類図譜『堀田禽譜』を編さんした堀田正敦

仙台藩六代藩主・伊達宗村の八男として仙台に生まれた堀田正敦は、近江の堅田藩主・堀田正富の養子となり、その後佐野に国替えとなり、佐野藩主をつとめた。また、幕府では若年寄を42年間つとめ、老中松平定信を補 ...

東京帝国大学植物学教室で植物学関係の挿図を描いた佐藤醇吉

岩手県大東町に生まれた佐藤醇吉(1876-1958)は、一関の小学校代用教員をつとめたのち上京、明治美術会の松岡寿に師事した。明治31年に東京美術学校西洋画科に撰科生として入学、卒業後は正確なデッサン ...

南部絵暦を出版した舞田屋理作

2018/12/17   -画人伝・岩手, 図譜

江戸時代から盛岡藩内で作られていた南部絵暦は、文字が読めない人でもわかるように、農具、生活用具、十二支中の動物の絵などを使って構成した暦で、田山暦と盛岡暦がある。歴史的には田山暦が古く、早くから中央で ...

津軽に最初に漢画をもたらした比良野貞彦

藩のお抱え絵師のほか、藩士のなかにも絵師として活動するものがおり、その最初の人物としてあげられるのが、比良野貞彦(不明-1798)である。それより少し前に建部綾足もいたが、綾足は出奔して以来津軽に帰っ ...

北海道の名付け親・松浦武四郎が刊行した『蝦夷漫画』

伊勢国に生まれた松浦武四郎(1818-1888)は、幼いころから旅にあこがれ、16歳の時にひとりで江戸まで歩いて旅をし、17歳からは全国各地を旅するようになった。21歳の時から3年ほど長崎の平戸で僧侶 ...

蝦夷地を訪れてアイヌ風俗を記録した菅江真澄と小林豊章

アイヌ風俗の記録としては、絵師によるアイヌ絵だけではなく、菅江真澄のように旅行者が旅先の光景を描き留めたり、蝦夷地を訪れて「蝦夷草木図」を著した小林豊章のように、幕命によって蝦夷地調査に関わったものも ...

農業百科事典『成形図説』の挿画を描いたとされる谷山洞龍

薩摩の絵師は、江戸に出て木挽町狩野家あるいは鍛冶橋狩野家に学んだものが多かったが、谷山洞龍と山口洞月は例外的に表絵師の駿河台狩野家に学んでいる。いずれも四代目当主・狩野洞春美信に学んおり、薩摩の絵師で ...

幕末三大本草学者のひとり・宇佐の賀来飛霞

本草学とは、中国医学に付属した薬物学で、薬を自然界から入手する以外に方法がなかった時代に、自然界で何が薬として利用できるのかを研究する学問である。奈良時代以前に中国から伝えられたとされ、当初は中国の本 ...

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