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湖北で農作業をしながら画を描いた片山雅洲
2023/9/4
片山雅洲「菊慈童図」布施美術館蔵 片山雅洲(1872-1942)は、伊香郡藤西物部村(現在の滋賀県長浜市)の農家の長男として生まれた。高等小学校卒業後、昼は農作業に汗を流し、夜は浮世草紙を読み、葛飾北 ...
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大津栄泉寺書院に画室を持った長谷川玉純
2023/9/1
長谷川玉純「羅浮梅仙女図」滋賀県立美術館蔵 長谷川玉純(1863-1920)は、四条派の画人・長谷川玉峰の長男として京都に生まれた。弟も画家で、雅号を「玉粋」といった。兄弟の雅号は「純粋」の語を1字ず ...
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大阪画壇を代表する画家として活躍した深田直城
2023/8/30
深田直城「紫式部調書之図」(部分) 深田直城(1861-1947)は、近江国膳所(現在の大津市)城下に生まれ、京都に出て四条派の森川曽文に師事した。曽文門下では三宅呉暁と双璧とされたという。明治15年 ...
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写生を基調とした近代的風景画を追究した野村文挙
2023/8/28
野村文挙「芳野春暁図」滋賀県立美術館蔵 野村文挙(1854-1911)は、近江商人の子として京都に生まれた。14歳の時に浮世絵師・梅川東挙の門に入ったが、2年後に師の東挙が没したため四条派の塩川文麟に ...
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終生彦根で活動した四条派の大橋文岱
2023/8/25
大橋文岱「楼閣山水人物図」 大橋文岱(1846-1937)は、はじめ彦根の狩野素雪について学び、のちに京都に出て四条派の内海元紀、塩川文麟に学んだ。文麟のもとでは仕事にも恵まれ、御所の仕事もつとめてい ...
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近代京都画壇の黎明期に活躍した岸派四代・岸竹堂
2023/8/21
岸竹堂「虎図」滋賀県立美術館蔵 岸竹堂(1826-1897)は、彦根藩士の家に生まれ、11歳から地元の狩野派・中島安泰(不明-不明)に画を学んだ。その後、師の安泰から京都でよい師を求めるよう勧められ、 ...
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その半生を花鳥画の制作と鳥類の生態研究にささげ、本格的な鳥類画集『鳥類写生図譜』を刊行した土岡春郊
2023/6/14
土岡春郊『鳥類写生図譜』より「かうらいうぐひす」 福井県王子保村(現在の越前市)に生まれた土岡春郊(1891-1959)は、武生中学時代から画才を認められ、中学卒業後は東京美術学校日本画科に進学し、結 ...
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截金仏画の追究と完成に生涯をささげた田中墨外
2023/6/12
田中墨外「十一面観音菩薩像」 田中墨外(1877-1957)は、福井県小浜市に生まれた。12、3歳の時に上京して神田に住み、20歳頃から橋本雅邦に師事して画を学んだ。雅邦没後は、当時絶滅の危機に瀕して ...
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歴史人物画に優品を残した島田墨仙
2023/10/3
島田墨仙「書聖道風」東京国立近代美術館蔵 島田墨仙(1867-1943)は、福井藩士で画人でもあった島田雪谷の二男として福井城下に生まれた。9歳頃から父雪谷について四条派を学び、父の没後は独学していた ...
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教育者や本草学者としても知られた岡不崩
2023/6/7
岡不崩「群蝶図」 岡不崩(1869-1940)は、越前大野藩士の長男として福井県大野町(現在の大野市)に生まれた。幼いころに両親を亡くし、祖母の弟をたよって上京、その後狩野友信や狩野芳崖(参考)に師事 ...