2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 川又常行(1677-不明)kawamata-tsuneyuki 川又派の祖。錦絵誕生前には、版下絵を描かず、肉筆画に専念した絵師がおり、川又派もそのひとつだった。華奢な身体に華やかな装い、洗練された品のいい美人画や美人風俗画を手がけた。やつしの風俗画も多い。木挽町狩野家の狩野常信に学 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 川又常正(不明-不明)kawamata-tsunemasa 川又常行の門人。川又派は、版画や版本の制作が確認できず、肉筆画を専門とした流派のため、肉筆画が伝わっている。古典文学や逸話をテーマとした見立絵を得意とし、京都の人気絵師・西川祐信の影響を受けながら、上方の優美な表現を作風 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 奥村政信(1686-1764)okumura-masanobu 奥村派の祖。師宣、清信、懐月堂派に私淑し、しだいに独自を表現を確立、優美な美人画の様式を生み出した。版元・奥村屋を経営し、版画にさまざまな新規工夫を試みた。また、松月堂立羽不角に俳諧を習い、俳諧的素養を生かして、浮世絵に […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 奥村利信(不明-不明)okumura-toshinobu 奥村政信の高弟と思われる。息子・弟などの説もある。草双紙や細判の一枚絵を手がけており、政信の画風を継承している。美人、若衆の物売りを優美にはつらつと描いた作品が特徴的である。 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6( […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 西村重長(不明-1756)nishimura-shigenaga 江戸の通油町の地主。晩年、神田に転居して書肆(本屋)を営んだと伝えられる。師系は定かではないが、その画風から鳥居清信の影響を受け、西川祐信や奥村政信などの作風を吸収しながら独自のスタイルを確立したとみられる。画題としては […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 石川豊信(1711-1785)ishikawa-toyonobu 西村重長の門人とされる。江戸小伝馬町の宿糠屋に婿入りし、代々の俗称である七兵衛を襲名した。錦絵登場以前の紅摺絵の技法を用いて独自の美人画スタイルを完成させた。丸みを帯びた温和で品のいい女性像を描き、春信にも影響をあたえた […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 鈴木春信(1725-1770)suzuki-harunobu 吾妻錦絵創始。江戸神田白壁町に住んでいた。西村重長門とも西川祐信門ともいわれる。美人画、名所絵、武者絵など多様な題材の紅摺絵や水絵を制作した。吾妻錦絵の創始者として知られ、従来の素朴な技法から、一気に多色摺木版画が誕生し […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年12月7日 yuagari 浮世絵師 一筆斎文調(不明-不明)ippitsusai-buncho 石川幸元に学んだとされる。役者絵を得意とした。それまでの類似化された役者表現から、肖似性を取り入れた新しい役者絵を描き、勝川春章と双璧と並び称された。役者絵のほかに美人画もあり、「すがた八景」や「三六花撰」などの揃物が知 […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 玉川舟調(不明-不明)tamagawa-shucho 一筆斎文調の門人。寛政から享和に活動した。 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6(54676) Amazon プライム対象 ¥2,750 (2025年6月27日 11:56 GMT +09:00 時点 – 詳細はこ […]
2025年1月14日 / 最終更新日時 : 2025年1月14日 yuagari 近世の画家 平田玉蘊(1787-1855)hirata-gyokuun 関連記事:福原五岳と尾道の画人 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6(54676) Amazon プライム対象 ¥2,750 (2025年6月27日 11:56 GMT +09:00 時点 – 詳細はこちら価格およ […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 北尾重政(1739-1820)kitao-shigemasa 北尾派の祖。江戸小伝馬町の書店・須原屋三郎兵衛の長男として生まれ、画を志して家業を弟に譲り、俗欲を追わずに悠然と作画に遊んだとされる。独学で画を学び、遊女や芸者を現実的な姿で描く独自の画風を確立させ、春信没後の浮世絵界を […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 窪俊満(1757-1820)kubo-shunman 祖父の窪田政春、ついで楫取魚彦に学んだのち、北尾重政の門に入った。鳥居清長風の美人画を錦絵、肉筆画で制作した。特に、紅などの派手な色は使わず、墨・鼠を中心に紫・緑で表現する「紫絵」と得意とした。また、狂歌にも本格的に取り […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 鳥居清長(1752-1815)torii-kiyonaga 鳥居家三代清満の門人で、四代目を継いだ。江戸本材木町の書店・白子屋市兵衛の子。遠近法を用いた現実的な江戸の風景の中に、均整のとれた女性像を描き、当時の美人画界を席巻した。役者絵では音楽を受け持つ地方の人々まで画中に描きこ […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 磯田湖龍斎(1735-不明)isoda-koryusai 江戸小川町・土屋家の浪人で、武家の出であるというのが通説となっている。両国橋広小路薬研堀に住んでいた。西村重長の門人と伝わるが不明。明和年間には春広の名で鈴木春信風の楚々とした美人を描いていたが、しだいに量感のあるどっし […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 歌川豊春(1735-1814)utagawa-toyoharu 歌川派の祖。豊後または但馬の生まれで、京都で狩野派の鶴沢探鯨に学び、のちに江戸に出た。鳥山石燕に学んだとも、石川豊信に師事したともされるが不明。中国版画や西洋の銅版画に学んだ透視遠近法を取り入れ、明和から安永にかけて浮絵 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 勝川春章(1726-1793)katsukawa-shunsho 勝川派の祖。宮川長春に学び、宮川や勝宮川を名乗っていたが、勝川に改めた。英派の高崇谷にも学んだという。一筆斎文調とともに役者似顔絵の創始に貢献した。天明期に入ると美人画に転じ、鈴木春信によって創立された錦絵を、写実を基調 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 勝川春好(1743-1812)katsukawa-shunko 勝川春章の門下の第一人者。明和末から文化にかけて細判の役者絵を多く発表した。また、大判の役者大首絵に傑作が多い。天明7、8年頃に中風をわずらい右手がきかず、以後は左手で描いた。師春章の作風を最もよく伝えている。 広重TO […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 勝川春英(1762-1819)katsukawa-shunei 勝川春章の門人。春好とともに春章門下の双璧とうたわれた。春潮などとともに独自の画風を示し、美人画、役者絵、相撲絵などを描いた。 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6(54676) Amazon プライム対象 ¥2, […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年12月7日 yuagari 浮世絵師 勝川春潮(不明-不明)katsukawa-shuncho 勝川春章の門人。晩年は窪俊満の門に入って、吉左堂俊潮と改めた。役者絵で一世を風靡した春草の門下だが、役者絵よりも美人画を好んで描いた。版画においては鳥居清長に私淑し、長身で健康的な美人を描いた。寛政年間末頃には浮世絵界を […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 勝川春扇(不明-不明)katsukawa-shunsen 三代堤等琳の門人。秋琳と号した。のちに勝川春英に学び春扇と改号し、のちに二代春好を襲名した。別号に可笑斎がある。文化、文政頃に活動し、化政デカダンス風の美人画を描いた。 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6(546 […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年10月17日 yuagari 浮世絵師 春川五七(1776-1831?)harukawa-goshichi 春川栄山門と伝わっている。戯作名は神屋蓬洲。蓬莱亭とも号した。狂歌本、洒落本の挿絵がある。 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6(54676) Amazon プライム対象 ¥2,750 (2025年6月27日 11 […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 鈴木春重(1747-1818)suzuki-harushige 洋風画家・司馬江漢の浮世絵師名。天明3年に日本で最初の銅版画制作に成功。油絵の研究など洋風画の先駆者としても著名だが、安永年間後期頃まで浮世絵師として活躍していた。江漢の著書『春波楼筆記』によると、はじめ狩野派に画を学び […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月11日 yuagari 浮世絵師 水野廬朝(1748-1836)mizuno-rocho 北尾重政の門人と伝えられる。美人画では、重政風、磯田湖龍斎風、歌川豊春風、歌麿風など、さまざまな画風を取りいれている。また、勝川派に倣う役者絵もある。 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6(54676) Amazo […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2023年9月12日 yuagari 浮世絵師 喜多川歌麿(1753-1806)kitagawa-utamaro 喜多川派の祖。鳥山石燕の門に狩野派を学んだとされる。寛政初年、蔦屋重三郎の協力を得て、いわゆる「美人大首絵」という新様式を開拓発表し、その写生の技量が注目され、一躍時代の寵児となった。文化元年、禁じられていた題材「太閤記 […]
2025年1月13日 / 最終更新日時 : 2025年1月15日 yuagari 近世の画家 香川氷仙(不明-1815)kagawa-hyosen 関係記事:古今の珍品を多数収蔵した好事家として知られ、大坂の初期南画家の育成にも指導的役割を果たした木村蒹葭堂(八木巽処の妻) 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6(54676) Amazon プライム対象 ¥2, […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 祇園井特(1755-1815?)gion-seitoku 京都祇園町南側に住み、一説には珍器売薬店経営したという。京都の女性を題材に、写実的で妖艶な美人画を描いた。 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6(54676) Amazon プライム対象 ¥2,750 (2025年 […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 喜多川藤麿(不明-不明)kitagawa-fujimaro 喜多川歌麿の門人。別号に不二麻呂、紅霞斎、紫園、紫峰、紫霞斎、芳州、蓉山などがある。寛政から文化頃に肉筆画の秀作がある。版画作品は少ない。 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6(54676) Amazon プライム […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年10月17日 yuagari 浮世絵師 二代喜多川歌麿(不明-不明)kitagawa-utamaro はじめ戯作者・恋川春町について恋川幸(雪)町と号し、のちに二代春町となった。浮世絵は喜多川歌麿の門に入り、文化3年初代没後、その妻に入夫し二代を襲名したと伝わっている。師風に似た美人画を得意とした。 広重TOKYO 名所 […]
2023年9月7日 / 最終更新日時 : 2023年9月7日 yuagari 浮世絵師 喜多川月麿(不明-1830)kitagawa-tsukimaro 喜多川歌麿の門人。菊麿、喜久麿とも署し、享和頃に活躍した。文化元年月麿と改号した。別号に士達墨亭、観雪などがある。師風の美人画を得意とし、草双紙が多い。 広重TOKYO 名所江戸百景 5星中4.6(54676) Amaz […]
2023年7月17日 / 最終更新日時 : 2025年3月10日 yuagari 浮世絵師 鳥文斎栄之(1756-1829)chobunsai-eishi 鳥文斎派の祖。鳥文斎栄之は高級武士の出で、狩野栄川院典信に師事して御用絵師をつとめていたが、浮世絵を志し、家督を子の時豊に譲って野に下った。座像や立像によって女性を全身をとらえ、肉感的な表現を避けた風格ある美人風俗画を描 […]