版画家

明治27年の酒田大地震に遭遇し「酒田大震真写図」を描いた恒川鶯谷

2021/7/6  

恒川鶯谷「酒田大震真写図」(6点のうち1点) 明治27年10月22日、山形県庄内地方は、当時東北未曾有と称された大地震に見舞われた。災害は庄内全地区に及び、死者718名を出す大惨事となり、最も被害が大 ...

棟方志功の油彩画

2021/7/6  

棟方志功「雑園習作」棟方志功記念館蔵 版画で世界的な活躍をすることになる棟方志功(1903-1975)だが、はじめはゴッホの「ひまわり」を見て感銘を受け、油彩画を描いていた。そして、21歳の時に油彩画 ...

青森県の創作版画の祖・今純三

2021/7/6  

今純三「青森県画譜第六集」より「青森市新町通り夜景」 大正時代に、青森県の文化面に大きな影響を与えた「六花会」やその後に結成された「白躍会」で活躍した洋画家に今純三(1893-1944)がいる。今純三 ...

「大正の歌麿」と称された橋口五葉

2023/9/27  

橋口五葉「髪梳ける女」 明治31年に東京美術学校に新設された西洋画科は、黒田清輝が初代教授をつとめ、藤島武二、和田英作も助教授として教鞭をとっていたため、鹿児島出身の画家たちで同校西洋画科に学んだもの ...

宮崎の水彩画発展に貢献した古川重明と版画の黒木貞雄

2021/7/6  

古川重明「人物(読書)」 宮崎の水彩画発展に貢献した画家として宮崎市の古川重明と、えびの市の吉田敏がいる。二人とも小中学校の美術教師をしながら水彩画を描き、主に日本水彩画会展に作品を発表した。古川は、 ...

長崎版画と版下絵師

2023/9/28  

長崎版画 長崎版画とは、江戸時代に長崎で制作された異国情緒あふれる版画のことで、主に旅人相手に土産物として売られた。長崎絵、長崎浮世絵などとも呼ばれている。同じころ江戸で盛んだった浮世絵が、役者、遊女 ...




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