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紀南田辺の狩野派・真砂幽泉
2022/8/19
真砂幽泉 左:鷙鳥図、右:紅葉に尾長鶏図 紀南田辺で活躍した狩野派の画人としては、真砂幽泉がいる。近世の田辺では、医者や学者らが余技として画を描くものはいたが、師系のはっきりした画人としては幽泉のほか ...
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虎図の大橋翠石と岐阜の動物画家
2022/8/16
虎図 大橋翠石 多くの画家たちが京都画壇を目指すなか、大垣の大橋翠石(1865-1945)は東京に出て渡辺小華に師事し南画を学び、その後、動物画を研究し、特に虎図では写実に徹した独自の画法を確立した。 ...
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小華が去った後の豊橋画壇
2022/8/15
左:夏目泰果「鳳来寺山之図」、右:白井永川「孔雀図」 明治15年に渡辺小華が上京した後の豊橋画壇は、小華の直弟子である大河戸晩翠、森田緑雲、植田衣洲らが引き継いで盛り立てた。曲尺手町の呉服屋「八星」で ...
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遠江南画の全盛
2022/8/15
渡辺崋山「蘆汀双鴨図」 文晁に次いで、さらに遠江と深い関係にあったのが渡辺崋山である。崋山門下として椿椿山と並んで双璧といわれた福田半香、さらに平井顕斎が出るにいたって、遠江の南画は全盛を迎えた。半香 ...
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秋田(9)-ネット検索で出てこない画家
2021/7/10
◎明治期の画家(1) 浅香旭元 幕末から明治期の本荘市の画家。画と鉄筆を得意とした。父は象洲。 浅香象洲 明和4年生まれ。名は泰常、字は子久。詩書をよしくた。天保10年7月25日死去。 伊藤如竜 明治 ...