日本画家

文展を離れ国画創作協会を結成した村上華岳

2024/3/4  

村上華岳「夜桜之図」京都国立近代美術館蔵 村上華岳(1888-1939)は、大阪市に生まれ、16歳の時に叔母の婚家である村上家の養子となり神戸花隈で育った。明治40年、京都市立美術工芸学校を卒業して専 ...

兵庫県画壇の重鎮として活躍した立脇泰山

2024/2/28  

立脇泰山「黄昏」京都市立芸術大学芸術資料館蔵 立脇泰山(1886-1970)は、兵庫県美方郡浜坂町(現在の新温泉町)に生まれた。幼いころから画を好み、京都に出て京都市美術工芸学校(現在の京都市立芸術大 ...

栖鳳門下で美人画に独自の境地を開いた三木翠山

2024/2/26  

三木翠山「宇治川のほたるがり」 三木翠山(1887-1957)は、兵庫県加東郡社町(現在の加東市)に生まれた。幼いころから画を好み、同じ社町の三木南石に画の手ほどきを受け、望まれて三木家の養子となった ...

兵庫県日本画壇で指導者的な立場で活躍した森月城

2024/2/23  

森月城「水郷」兵庫県公館蔵 森月城(1888-1961)は、兵庫県加東郡社町(現在の加東市)に生まれた。幼いころから母方の祖父・三木南石に画の手ほどきを受け、13歳の時に京都に出て竹内栖鳳に師事した。 ...

戦後は官展を離れ故郷の淡路島で活動した不動立山

2024/2/21  

不動立山「朝顔日記深雪之図」兵庫県立美術館蔵 不動立山(1886-1975)は、兵庫県三原郡西淡町(現在の南あわじ市)に生まれた。京都市立絵画専門学校(現在の京都市立芸術大学)で学び、その後西山翠嶂( ...

国内外を旅し戦争画でも名作を残した小早川秋声

2024/2/19  

小早川秋声「國の楯」 小早川秋声(1885-1974)は、鳥取県日野郡日野町にある光徳寺の長男として生まれ、母親の里である神戸の九鬼子爵邸内で育ち、9歳で東本願寺の衆徒として僧籍に入った。幼いころから ...

両画壇で活躍し神戸画壇の形成にも寄与した橋本関雪

2024/2/7  

橋本関雪「唐犬図」右隻 足立美術館蔵 橋本関雪(1883-1945)は、兵庫県八部郡坂本村(現在の神戸市中央区)に生まれた。父親の関海は旧明石藩の藩者で、関雪も父の薫陶を受けて育ち、早くから漢学の素養 ...

近代日本画において大和絵に新機軸を示した松岡映丘

2024/2/5  

松岡映丘「宇治の宮の姫君たち」姫路市立美術館蔵 松岡映丘(1881-1938)は、兵庫県神東郡田原村(現在の神崎郡福崎町)に生まれた。父親の松岡操は医者で漢学者でもあり、4人の兄は民俗学者で知られる柳 ...

画壇を離れ六甲の自然の中で画業に専念した福田眉仙

2024/2/2  

福田眉仙「月下征旅図」 福田眉仙(1875-1963)は、兵庫県赤穂郡矢野村(現在の相生市)に生まれた。幼いころから画を好み、はじめ宮田其溪に画の手ほどきを受け、その後京都の久保田米僊に学び、19歳の ...

病魔と闘いながら湖国に伝わる伝説を描いた三橋節子

2023/11/27  

三橋節子「花折峠」 三橋節子(1939-1975)は、農史研究者・三橋時雄の長女として大阪に生まれ、父の勤務地である京都大学近くの左京区北白川や浄土寺あたりで育った。4歳の時に画を細木成美に、習字を藤 ...




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