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駿河台狩野に学んだ津和野藩御用絵師・岡野家六代
2021/7/9
岡野洞淵(不明-1759)は駿河台狩野の開祖・狩野洞雲益信の門人だったが、津和野藩主・亀井氏のお抱え絵師となり、その後岡野家は六代に渡って津和野藩に仕えた。第三代の岡野洞山美高(1770-1856)は ...
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四条派を学んだ上代英彦と出雲の門人
2021/7/9
上代英彦「鶏図」 上代英彦(1819-1883)は5年間堀江友声に学んだのち、京都に出て四条派の岡本豊彦に師事した。田能村直入、中西耕石らと交友し研鑽を積んだが、病弱だったため帰郷し、晩年は大東町で過 ...
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諸国を遊歴し多くの門人を残した堀江友声
2021/7/9
堀江友声「龍虎図」島根県立美術館蔵 大原郡大東町に生まれた堀江友声(1802-1873)は、14歳の時に松江に住んでいた狩野派の竹内衡山に入門、衡山の没後は京都に出て狩野派の山本探淵に師事した。また、 ...
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母里藩御用絵師・長塩雪山と安来の門人
2021/7/9
長塩雪山「宇治川合戦図」 松江藩の支藩である母里藩の御用絵師をつとめた長塩雪山(1774-1833)は京都に生まれたが、安来の医師・原氏方に寄宿していた父の近江屋太右衛門を慕い安来に移り住んだところ、 ...
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木挽町狩野に学んだ雲州狩野派の画人たち
2021/7/9
出雲の狩野派は、狩野永雲の画系が途絶えたのち、時代が下って木挽町狩野の狩野伊川院栄信に学んだ飯島雲岳(不明-不明)が御用絵師として文化年間に活躍、雲州狩野派屈指の妙手と称された。また、松江西山家四代の ...
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出雲松江藩御用絵師・狩野永雲とその画系
2021/7/9
狩野永雲「春秋花鳥図」島根県立美術館蔵 出雲国では、徳川家康の孫にあたる松平直政が寛永15年に松江に入り、松江藩初代藩主となった。松江藩の絵師としては、直政が越前時代に召抱えられたとみられる大田弥兵衛 ...