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UAG美術家研究所

江戸時代を中心に全国各地で活動していた画家を調査して都道府県別に紹介しています。ただいま近畿地方を探索中。

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漫画のルーツともされる「鳥獣人物戯画」

2025/9/3  

「鳥獣人物戯画」(国宝、京都・高山寺蔵)は、平安後期から鎌倉初期に描かれた絵巻物で、甲・乙・丙・丁の4巻からなっている。墨の線だけで描かれた白描の傑作で、日本絵画史上もっとも有名な作品のひとつといえる ...

画業のかたわら人生相談回答者として活躍した融紅鸞

2025/8/29  

融紅鸞(1906-1982)は、大阪市北区曽根崎に生まれ、太融寺の住職の孫として成長した。はじめ姫島竹亭に学び、のちに大阪美術学校日本画科に入学して矢野橋村に師事した。大阪市美術協会展、南画院展などに ...

泉州各地の風景画や花鳥画を多く残した小川翠村

2025/8/27  

小川翠村(1902-1964)は、大阪府泉南郡日根野村(現在の泉佐野市日根野)に生まれ、岸和田中学を中退し、美術教師の薦めで京都の四条派・西山翠嶂に入門した。のちに同門の上村松篁、川上拙以、北野以悦と ...

枚方近郊の田園風景を描きつづけた中井吟香

2025/8/25  

中井吟香(1901-1977)は、大阪市内の商家に生まれ、大阪城の南にあった東区第二小学校を卒業後、京都の菊池契月に師事した。大正9年、第2回帝展に「幽處」の号で初入選し、同年枚方市に転居した。以後こ ...

飛行機を久しき眷恋の的とした小説家・稲垣足穂

2025/8/22  

稲垣足穂(1900-1977)は、大阪市船場の歯科医の家に生まれた。少年時代から飛行機に大きな関心を持ち、関西学院在学中から「飛行画報」を発行するなど、執筆活動を始めた。同校卒業後に上京し、当初は画家 ...

30歳でパリに客死した佐伯祐三

2025/8/19  

佐伯祐三(1898-1928)は、大阪の浄土真宗本願寺派・光徳寺の二男として生まれた。中学時代は野球、水泳などで活躍したが、水彩画を好んだ従兄の浅見憲雄の影響を受け絵画に興味を示すようになり、医師にし ...

作戦記録画を6点残した田村孝之介

2025/8/6  

田村孝之介は、大阪船場に生まれ、小出楢重に師事した。戦前は二科会を中心に活動する一方で、昭和6年頃に六甲洋画研究所を開設し、兵庫県洋画壇の発展に尽くした。戦争画に関しては、第1回聖戦美術展に一般公募か ...

銃後をテーマにした作戦記録画を手掛けた鈴木誠

2025/8/4  

鈴木誠(1897-1969)は、大阪に生まれ、大正8年に東京美術学校西洋画科に入学、藤島武二に師事した。一学年下には佐伯祐三がいた。同校在学中に帝展初入選を果たし、卒業後は渡仏した。昭和2年の帰国後は ...

戦時下のビルマで記録画制作に携わった鈴木亜夫

2025/8/1  

鈴木亜夫(1894-1984)は、工学博士・鈴木幾弥太の二男として大阪に生まれた。少年のころ東京に転居し、葵橋洋画研究所を経て東京美術学校西洋画科に進学、藤島武二らの指導を受けた。同校在学中に二科展に ...

雅楽や舞踊を抽象的水彩画で表現した池島勘治郎

2025/7/30  

池島勘治郎(1897-1980)は、みりん・焼酎製造業を営む「大勘」の二男として大阪市南区に生まれた。幼い頃に両親と兄を亡くしたため、中学卒業後に家業を継いだが、そのかたわら独学で絵を描き、大正11年 ...

ロボット洋画協会の結成に参加した石丸一

2025/7/28  

昭和前期の関西において最も前衛的な美術団体とされた「ロボット洋画協会」は、昭和6年、石丸一、川口四郎吉、藤田金之助、米良道博ら12名の作家によって創立された。会員はいずれも小出楢重や黒田重太郎の教えを ...

後年は好んで静物画を描いた耳野卯三郎

2025/7/25  

耳野卯三郎(1891-1974)は、大阪市に生まれ、上京して白馬会葵橋洋画研究所で学び、東京美術学校西洋画科に進学した。同校在学中の大正3年に、足立源一郎ら芸術家や文士が集った大阪道頓堀のカフェー「パ ...

外光派ふうの穏健な表現を貫いた大久保作次郎

2025/7/23  

大久保作次郎(1890-1973)は、大阪市に生まれた。寺内萬治郎とは幼馴染。その後、上京して東京美術学校に進学し、黒田清輝、藤島武二に学んだ。同級に鍋井克之がいた。同校在学中の明治44年に第5回文展 ...

生涯の大半を裸婦の制作にささげた寺内萬治郎

2025/7/21  

寺内萬治郎(1890-1964)は、大阪市に生まれ、松原三五郎の天彩画塾で水彩画を学んだ後、上京して白馬会葵橋洋画研究所で黒田清輝に学び、東京美術学校西洋画科に進学した。同期に小絲源太郎、耳野卯三郎、 ...

新燈社洋画研究所を解散後日本画に転向した青木大乗

2025/7/18  

日本画家・青木大乗(1891-1979)は、大阪市天王寺区に生まれ、関西美術院で洋画を、京都絵画専門学校で日本画を学んだ。はじめ「宏峰」と号して洋画家として活動し、大正12年には洋画研究所「新燈社」を ...

二科展や日本水彩画会を中心に活動した十亀広太郎

2025/7/16  

十亀広太郎(1889-1951)は、大阪に生まれ、大阪府立堺中学校を卒業後、京都の関西美術院に入り、鹿子木孟郎(参考)に師事した。大正3年第1回二科展に初入選し、二科賞を受賞した。大正8年には上京し、 ...

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昭和59年(1984)、田中一村(1908-1977)が奄美大島で没して7年後、NHK教育テレビ「日曜美術館」で「黒潮の画譜~異端の画家・田中一村~」と題して一村の画業が紹介され、大きな反響を呼んだ。 ...

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横山大観(1868-1958)は、明治元年水戸藩士の子として現在の茨城県水戸市に生まれた。10歳の時に一家で上京し、湯島小学校に転入、つづいて東京府小学校に通った。同校卒業後は私立の東京英語学校に進学 ...

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岡山の画家として最初に名前が出るのは、室町水墨画壇の最高峰に位置する雪舟等楊(1420-1506)である。狩野永納によって編纂された『本朝画史』によると、雪舟の生誕地は備中赤浜(現在の総社市赤浜)で、 ...

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