指派-ゆびのは-
対談:美人画の復興に向けて
池永康晟氏と当サイト管理人が、現代の美人画のあり方などについて語りました。
今の美人画の流行はインターネットから始まったのか、女が女を「自然に」描く時代になったのか、AKB総選挙は、指原莉乃は~!
→http://www.art-annual.jp/news-exhibition/news/66954/
2006年10月、京都・石田大成社ホールで「指派-ゆびのは-」の第一回展は開催された。出品は池永康晟氏を含め、人物を描く日本画出身の三人。広い壁面を使った展示は、それぞれが己の道を探るような発表になっていて、京都でも一定の評価は得たように思えたが、その後「指派」展が続くことはなかった。
あれから4年、2010年のアートフェア東京の秋華洞ブースで「指派」が復活するという。第一回展の時とは出品者は変わり、今展は池永氏と阿部清子氏の二人。4年の歳月が流れメンバーは変わっているが、「指派」の復活という印象を受ける。しかし、池永氏の言葉を借りれば、これは復活でも再開でもなく偶然なのだという。
はたして「指派」とはなんなのか、今後どのようになっていくのか、そしてまた偶然は起こるのか。提唱者の池永氏に話を聞いた。
(2010年3月16日 聞き手:松原洋一)
指派とは-池永康晟氏に聞く
※当サイト管理人が「美人画の系譜 近代編」に関して執筆しております。「美人画づくし」のご案内
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書籍名:美人画づくし
発行日:2016年9月23日
監修:池永康晟
発行:芸術新聞社