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生誕二百年 守住貫魚-御絵師・好古家・帝室技芸員-

生誕二百年 守住貫魚-御絵師・好古家・帝室技芸員-

生誕二百年 守住貫魚-御絵師・好古家・帝室技芸員-
発行日:2009年10月17日
編集・発行:徳島県立博物館
内容:守住貫魚は住吉派の画人として徳島藩御用絵師をつとめるとともに、当時流行していた歴史ブームのひとつである「好古」の世界に深く親しんだ。今展では貫魚の生涯を振り返り、その歴史的な役割を考察した。
トップ画像:守住貫魚「源氏物語紅葉賀図」「源氏物語明石図」

阿波の住吉派の第一人者・守住貫魚と門人
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徳島県立博物館外観

展覧会内容

阿波国徳島に生まれた守住貫魚は、同郷の渡辺広輝に学んだのちに、江戸の住吉広定に入門して住吉派を修め、阿波蜂須賀家の御絵師として活躍した。そのかたわら、当時流行していた歴史ブームのひとつである「好古」の世界に深く親しんだ。明治維新後、60歳を過ぎてから大阪に移り住み、東京で開催された内国絵画共進会に出品し、続けて賞をもらい、伝統的な画派の象徴となった。その背景には、若いころから親しんでいた「好古」があったといわれる。この展覧会では、貫魚の生誕200年を記念し、あらためてその生涯を振り返り、知られざる素顔にせまりながら、歴史的な役割を考察した。

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