◎明治期の画家(1)
浅香旭元
幕末から明治期の本荘市の画家。画と鉄筆を得意とした。父は象洲。
浅香象洲
明和4年生まれ。名は泰常、字は子久。詩書をよしくた。天保10年7月25日死去。
伊藤如竜
明治期の湯沢市の画家。
石田藍山
明治期の秋田の画家。南宗画をよくした。
岡村東皐
万延元年生まれ。秋田藩の武士。本名は元良、字は子慎。山水と得意とした。能筆家であり県内小学校の書き方手本を手掛けた。
川尻岱雲
明治初期の秋田市の画家。
玄牛
男鹿市飯森生まれ。秋田城外西来院六世。書画をよしく、海老の絵を得意とした。
佐藤雪門斎
明治期の秋田市の画家。
西宮四壁
横手市の画家。名は正興、通称は円右衛門。別号に羽横がある。
荒川月江
文久3年生まれ。大曲市角間川の人。名は保真、通称は栄七。荒川格堂(新右衛門保矩)の嗣に入り、新右衛門を襲名した。象潟に別邸を設け、風流な生活を送り、書画、漢詩をよくした。遺稿に『月江詩抄』がある。大正12年8月12日、61歳で死去した。
六平寿栄
明治期の仁賀保町院内の日本画家。本姓は池田。増田九木に師事。菩提陽山寺本堂欄間に大女を描いた。また《竹梅図》(明治元年作)も同寺に残っている。
妹尾黄鶴
明治期の秋田市の画家。
中田湖山
明治期の南秋田郡若美町潟西字福米沢の画家。小室怡々斎に師事した。
秋田(9)-ネット検索で出てこない画家
文献:秋田書画人伝