江戸時代を中心に全国各地で活動していた画家を調査して都道府県別に紹介しています。ただいま近畿地方を探索中。

UAG美術家研究所

幕末の京狩野を支えた狩野永泰

狩野永泰「放生図」

狩野永泰(不明-1842or1843)は、江戸時代後期に活躍した京狩野の絵師で、狩野永章(景山洞玉)の子として生まれた。狩野永岳は兄にあたる。京狩野の伝統を受け継ぎながら、室町・桃山時代の狩野派の様式に学ぶ復古的な制作を行ない、幕末の京狩野を支えた。一時期は大坂に住み、文人や画家との交流を深めながら制作活動を行なったという。

狩野永泰(不明-1842or1843)かのう・えいたい
京狩野の絵師。狩野永章(景山洞玉)の子、狩野永岳の弟。名は泰、字は東美、通称は式部。其同と号した。冷泉為恭の父として知られる。天保13年か14年に死去した。

京都(135)-画人伝・INDEX

文献:かわいい江戸絵画